MENU

【T】 TAMNAVULIN / タムナヴーリン

スペイサイド地区T

【T】 TAMNAVULIN / タムナヴーリン

●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.whyteandmackay.co.uk/
●所在地・・・・・・・・Ballindalloch, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1966年
●所有者・・・・・・・・JBB Greater Europe Plc
●発酵槽・・・・・・・・ステンレス×?基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・サブタレーニアンの泉(Springs at Easterton)
●ブレンド銘柄

エジンバラ
エジンバラ・ウェイン
フィンドレーター
ザ・マッカンガス
マッキンレーズ
ノーザン・スコット
スコッツ・クラブ
スコッツ・グレイ
シンジケート 58/6
グレン・フォイル
ホワイト&マッカイ

*分かっているだけでも上記の数のブレンデッド・ウイスキーへブレンドされているので、シングル・モルトとしてのラインナップの少なさも頷ける気がする。本などで調べていると、複合企業らしく色々な会社名が出てくるので、少し混乱してしまう。大全に書いてあるキンダル・インターナショナル社(The Kyndal International)を調べてもみたが、現在オフィシャル・サイト(http://www.kyndal.co.uk/)は閉鎖状態なので、上記データにはホワイト&マッカイ社から改められたJBBグレイター・ヨーロッパ社とした。

ブレンデッドのほとんどは系列のインバーゴードン・ディスティラーズ社(Invergordon Grain Distillery)からのものが当然多く、今の所例外はザ・マッカンガス位。グレン・フォイルは唯一見かけない銘柄だと思うが、ロスト・ディスティラーのグレン・フォイル(Glenfoyle 1826-1923 Southern Highland)がブレンドされていた訳では無いと思う。

【ティスティング No.64】

タムナヴーリン・グレンリベット 10年熟成 40% 蒸留所詰め
90”s Rotation

【色】
薄いゴールド。(チャート0.2~0.3)

【香り】
藁、バニラ、アニス・シード、花、蜂蜜。香ばしく食欲をそそる感じ。

【味、フィニッシュ】
もみ殻や藁と、ほうじ茶の様な香ばしさが特徴的。ココナッツ、蜂蜜、非常に穏やかなタンニン分。フィニッシュは短いが香ばしい感じが後感として残る。

【総評】
トップ・ノートから藁のニュアンスがあるので、「ま~た、これ系か~・・。」と期待しなかった分、よくよく嗅いでいると、非常に香ばしい良い香りがあるので、「お!以外に良いんじゃな~い☆」と思ってしまった(笑)。

藁っぽさは相当強いが、香ばしさと手を結んだようで、ほうじ茶の様なニュアンスになっているとても面白い1本。現在のニュー・ラベルは飲んでいないので分かりかねるが、機会があれば一度試してみては如何だろうか?

現在の蒸留所詰めは12年物のみだと思うが、スティルマン・ドラム・シリーズの長熟物も探せばまだ見つかるはず。ボトラー関係は以外に見つけやすそうなので、オフィシャルとの比較も楽しめると思う。

また、ウスケバでもブログを書いてある最近話題の水「スペイサイド・グレンリベット・ウォーター」との相性は、リベット谷のウイスキーなので当然ベスト・マッチする可能性が高いでしょうね!!

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

#スペイサイド

この記事を書いた人

前の記事
次の記事