スペイサイド地区G
【G】 GLENDULLAN / グレンダラン
●ウェブ・サイト・・・・なし http://www.diageo.com/ http://www.singlemalt.jp/
●所在地・・・・・・・・Dufftown, Banffshire
●創立・・・・・・・・・1898年
●所有者・・・・・・・・Diageo Moet Hennessy (旧UDV社)
●発酵槽・・・・・・・・カラ松×8基
●蒸留器・・・・・・・・初留×3基 再留×3基
●仕込み水・・・・・・・コンバルヒルの泉
●ブレンド銘柄
オールド・パー
ブラック&ホワイト
クレイモア
*いずれもメジャー・ブランドのブレンデッドなのでボトラー物はさほど多く無い。マクドナルド・グリーンリース社に買収された経緯があることから、ブキャナンのブラック&ホワイトよりはオールド・パーやクレイモアとの方が因縁が深いだろう。
【ティスティング No.31】
グレンダラン 12年熟成 47% 蒸留所詰め
For Japan, 80”s Rotation
【色】
ゴールド(チャート0.6~0.7)
【香り】
たくあん、セメダイン、カラメル、スパイス。度数の高さが覗える。
【味、フィニッシュ】
バニラを伴った強い甘さとタンニンでバランスが取れている。線が太く重さがある。タンニンによって切れるように感じるが、実際はアフター・フレーバー長め。
【総評】
花と動物のグレンダランは、酒質は軽く、飲み口もスムースになってるが、この時代の物はウェイトがあり、往年のオールド・パーのイメージと近い感覚を覚える。
ちと残念なのはトップから来る「たくあん」の様な香りだが、時代物のウイスキーには付きまとう物なので、分かっている人なら想定内と言う所かな。しばらくすると多少飛ぶし、慣れてくるので気になるのは最初だけだと思います。
47%という度数があるせいか、余り枯れた感も無く図太い骨格を作っている。現在のものしか知らない人は、このボトルを飲んでグレンダランと言える人はいないだろう。
【インフォメーション】
オフィシャル・ホーム・ページのBBSにてテイスティング会の告知をしています。お近くにお住まいで、興味のある方は是非御覧になって下さい。宜しくお願い致します。
WHITE HORSE CELLAR 86.8PROOF(43.4%) TIN CAP
for U.S.A 60”s Rotation
#スペイサイド