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【D】 DALLAS DHU / ダラス・ドゥー

スペイサイド地区D

【D】 DALLAS DHU / ダラス・ドゥー

●ウェブ・サイト・・・・http://www.historic-scotland.gov.uk/
●所在地・・・・・・・・Forres, Morayshire
●創立・・・・・・・・・1898年
●閉鎖・・・・・・・・・1983年
●所有者・・・・・・・・Historic Scotland (閉鎖時はScottish Malt Distillers Ltd. )
●発酵槽・・・・・・・・オレゴン松×6基
●蒸留器・・・・・・・・初留×1基 再留×1基
●仕込み水・・・・・・・オルタイア川
●ブレンド銘柄

ベンモア
ザ・マッカンガス など

*ベンモアと言うとキャンベルタウンの蒸留所を思い出すが、上記ブレンデッドとの関係は不明。オークションに出品されるような古いボトルは「Benmore Distilleries Ltd.」としてリリースしてあるが、現在はディアジオの銘柄の1つ。

【ティスティング No.26】

ダラス・ドゥー 24年熟成 1970年蒸留 60.54% 蒸留所詰め
RARE MALT SELECTION, 90”s Rotation

*旧オーナー詰めのボトルなので、蒸留所詰めとしました。

【色】
イエロー・ゴールド。べっこう飴位の色。(チャート0.5~0.6)

【香り】
バニラ、レザー、蜂蜜、少し溶剤。わずかにカナブンのような香りも含む。オレンジ・ペコー?。

【味、フィニッシュ】
思ったより重たくは無いが強い。甘苦いバニラとオーク樽。干したオレンジの皮。アフター長いが、渋いとは違う苦味が終始気になる。度数が高くストレートだと分かり辛いので若干の加水をお勧めする。

【総評】
閉鎖蒸留所の中でもダラス・ドゥーは好きなウイスキーで、このボトルも割とお気に入りの1本だったんだが、改めて飲んでみると少し印象が変わった。

決して「不味い」と言ってる訳では無いので誤解して欲しくないが、【味、フィニッシュ】に書いてるように苦味が終始気になるのだ。ティスティングのタイミングが悪いのかも知れないが、美味しい口当たりの裏で苦味の存在感が邪魔する。

また、その苦味は加水すると一気に解消してしまったので、おそらく私のコンディションのせいかも知れない。

ま、こういう日のティスティング・ノートって言うのも面白いかも知れないので、そのまま掲載してみますね(笑)。

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#スペイサイド

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