今日はそれなり遅めにコンバンハ・・・何やらO店長ネタが多いと言われる猫バー専属バイヤー参段です。う~ん・・・反則の別嬪
ゴラァ~プロのリングでやっていくんやったら相手をいてこます気でどついてこいや!・・・せやないとおどれがいてこまされんぞ!・・・ ・・・ ・・・”バコッ”・・・あっちゃぁ~・・・きついのもろてしもたら回復するまでクリンチや・・・ドロドロでみっともなくてもクリンチはテクニックや・・・腕を抱きかかえたら肘を思いっきり逆間接で曲げたるんや・・・あ?でもバレへんように素早くやれや・・・レフリーにばれたらホールディングで減点されるかやり過ぎたら反則負けになるからな。
そんなリングサイドが恐い猫ボクサー参段ちゃんですが・・・この所の寒さも相まって猫の新入荷ボトルの足が鈍る中で一人、気を吐いた反則ローズバンク。
タムちゃん(40歳)の10日間売り切れの最速記録に挑むも、前半飛ばし過ぎた為途中失速して結局14日間を費やしてしまって惜しくも最速記録に届かなかった反則ローズバンク。
そんな弟の敵を討つために年子の兄貴が猫バーに入門してきました。
弟と顔がクリソツそっくりのローズバンク1991(1000円)です。
今回のこのローズバンク91のカスク№は2098・・・売り切れた91のカスク№は2112・・・どちらもGM社がフランスのLa Maison du Whisky用にボトリングしたいわゆる一つのメゾン向けでございます・・・これらの兄弟はモルトマニアックスではよく用いられる単語・・・”カスク違い”・・・まぁ直訳チックに言うと樽が違うという事ですね・・・ちなみに今回はボトリング年も違います。
ここでメゾン向けローズバンク兄弟を徹底検証。
今回猫に入門してきたローズバンクは・・・
カスクタイプ・・・リフィルバーボンバレル
カスクNo・・・2098
蒸留・・・1991年7月3日
ボトリング・・・2008年7月17日
熟成年数・・・17年
アウトターン・・・199本
ちなみに前回完売した激ウマローズバンクは・・・
カスクタイプ・・・1stフィルバーボンバレル
カスクNo・・・2112
蒸留・・・1991年7月3日
ボトリング・・・2009年10月1日
熟成年数・・・18年
アウトターン・・・258本
どちらもアルコール度数は46%に調整されております。
データを比較してみますと、蒸留年月日は全く同じの原酒が使われております・・・ボトリングと熟成年数は1年違いです・・・樽の番号も14番違いだけとなっております・・・樽は1stフィルバレルとリフィルバレルの違いとなっております。
さぁ~あまり話題にならなかったっぽい同じリザーブラベルの実力はいかに?・・・前回の南国系だったローズバンクを飲んだ方は勿論、モルトファンならこの違いを知らなければ夜もおちおち寝ていられない?
このローズバンクは王道のバレル熟成の味わいなのか?・・・それともいかなる味わいなのか?
ボトリングは1年違いますが、蒸留年月日が同じモルト原酒で両方とも46%・・・モルトの味を決めるのは樽の違いか?はたまたエイジングセラー内の場所の違いか?熟成年数が左右するのか?はたまた夏か秋のボトリングの違いが左右するのか?・・・以前ロングモーンで検証実験した事はありますが、それらを知る為の大きなヒントとなる事は間違い無し。
モルトマニアックスの経験値を上げる為には避けて通れない道のりのローズバンクをご確認下さいませ。
#新入荷ボトル