今日の開店前、久しぶりに生駒寿司を食べた参段です。う~んやっぱり美味い!
先日、ある若い男性の方から恋愛相談を受けました。う~ん僕は恋愛経験が豊富じゃないから、いいアドバイスは出来そうにないなぁ・・・そう思いながらもお話を聞いていました。
結局はお話をお伺いしただけで、月並みな事しかお話して差し上げられませんでした・・・。う~ん・・・お役に立てなかったなぁ・・・そう思いながらまたその事を考えていました。男と女・・・性別、価値観の違い・・・う~んこれは永遠のテーマなのかなぁ・・・主張し合っていては・・・お互い歩み寄る事がなければ、いつまでも平行線を辿るだけで交わる事はないのかなぁ・・・そんな思いを胸に抱きながら切ない気持ちになって過去の自分自身が経験した忘れられない失恋を思い出していました。
あれは今からもう15年以上も前の話・・・当時中学3年生だった僕は本当に出来の悪いやんちゃ坊主でした。本当に間抜けな悪ガキで勉強も全くダメで、親に反抗していろんなやんちゃを繰り返しては、方々にご迷惑を掛けて怒られてばかりでした。このころから親に迷惑を掛け続けていると思います。今になって思い返すとやっぱり甘えていたんだなぁ・・・と思い反省します。
この頃はちょうどボクシングの辰吉が世界チャンピオンになった頃で、僕も例に漏れずその姿に憧れていました。強い男になりたい!頭の中は”喧嘩が強い男が一番”そんなありがちな少年のメンタリティーでした。”参段”と呼ばれる所以になった日本拳法も正直に喧嘩に強くなる為に始めたのです。
僕は子供の頃、体は大きい方だったので、1対1の喧嘩で負けた記憶というのが無く、喧嘩には自信があるつもりでした。友達に誘われて入った道場で入門したては基本の突きや蹴りの練習ばかりさせられました。日本拳法と言うのは防具をつけての実戦に重きを置いた総合格闘技なので、それに興味があった僕は「かったるいなぁ・・・早くどつき合いがしたいなぁ・・・」なんて思いながらしぶしぶ練習をしていました。
そしていよいよ防具をつけての稽古をさせてもらう事ができました。よっしやぁ~!ボコボコにどつき回したんでぇ~!と思って、乱取りと言われる”どつき合い”に挑みました。とここまではよかったのですが・・・誘ってくれた同級生にも、年下の人にもボコボコにどつかれてものの見事返り討ちに合いました・・・。
それから僕は格闘技の世界に深く入っていったのですが、そんな少年の心にもやがて”愛”や”恋”という感情が芽生えてきたのです。
その2に続く・・・
#日々の出来事