こんばんは。
本日もバーボン…いや大きな枠でアメリカンです。
ジョージ・ディッケル no.8 1989年ボトリング
これはH塚市の団地近くの酒屋で捕獲。
これよりさらに古い86.8プルーフ金属スクリューのボトルだとなお良かったのですが、残っている筈もありませんね。
例に漏れず日射しの当たるタイプの酒屋で液体も濁り気味で、地雷臭プンプンな訳ですが特攻しました。
香りは広がるようなバニラ+アンズといった感じで期待できます。
味。バニラ、草、嫌みでなく刺す感じもないのですがニューポットのニュアンスがあります、不思議。
チャコールが効いているのか現行のショートエイジにない炭感を感じます。
しみじみ飲むというよりも軽快なのでアペリティフによろしいのかと。
数少ないテネシーウイスキーながらジャックの陰に隠れ、ついには休業状態だったディッケルですがディアジオ傘下になり、さぁこれからだと期待していた矢先のテネシーウイスキーの根幹を揺るがすこの騒動。
ディッケルは純粋に応援したいですが、自分はジャックダニエルの言い分を支持します。これを許したら大手が参画した業界は大手のいいなりになりなんでもありで伝統が廃れ結果その業界は陳腐化してしまうと思うのですが。
#アメリカン