今日の出会いは岡山県の水島にあるBar Takemotoさん。
このお店は倉敷駅で水島臨海鉄道に乗り換え途中の駅から徒歩数分にある。普通なら絶対に行く機会はないかもしれない。たまたまあるお店で教えてもらったのと、たまたまそっち方面の出張が重なったので、ちょっと足を伸ばしてみた。
水島臨海鉄道なんて知らない方も多いと思う。水島工業地帯の貨物用路線に走っている列車なのです。車輌も懐かしいディーゼル車、しかもたったの1両編成。テッチャンの傾向がある私にとっては楽しいひと時。
街自体はいわゆる商店街なのだが、車社会になってからはシャッターが下りたままのお店も多い。飲み屋さんもまばら。。。
そんなあるビルの二階にある。階段を上がってお店に入ると結構広いお店でちょっと想像していたのと違う。バーというより広さで行くとパブという感じか・・・入った時には、ここの場所でこんなに広くてお客さんはくるの?というのが率直な第一印象であった。
カウンターの上に所狭しと並べられたボトル、バックバーにはミニチュアやらノベルティやらと沢山並んでいる。きっと沢山の思い出がつまっているのであろう。
大柄のマスターTさんと会話をしながら、徐々にグラスを重ねる。○屋さんのツアーでスコットランドに行ったときに私の知り合いとも一緒だったそうだ。その時の思い出話を聞いているとこっちまで行った様な気分になってしまう。
また、この工業地帯には私の勤める会社もあることから、わりと弊社の社員も多く訪れているということ(実際しばらくたってぞろぞろ来たのは全員そうだったらしい。幸い顔は知られていなかったので無事?であったが・・・)
お客様は工業地帯に近いことから、あちこちから転勤でいらっしゃるかたも多く結構にぎわっているということで、私の第一印象は見事に覆されたのでありました(汗)
そして、最後にだしていただいたのがこのダッシーズのポートエレン なんと11年という若さ。 うひゃっ凄いお宝が眠っているなぁ・・・
しかも64%のカスクと加水したものと二種類あるし・・・ヤングビンテージのしかも11年 ミツミ向けでした。
こんなのがあったんですね。わざわざ臨海鉄道に乗ってきた甲斐があるというものです。
これを機会に時々お邪魔しているのですが、毎回色々な発見とそして楽しい話をさせていただいております。もちろん会社の人間に分からないようにですが・・・(笑)
#The Bar