今日の思い出は、ソサエティの一本。
京都のCalvador Tさんとの始めての出会いはあるテイスティング会のとき。とてもおおらかで素晴らしい方であったのが第一印象でした。
その後しばらくして京都に行く機会があり、初めてお邪魔した時にいただいたのがこのこのSMWS 7.1
1972年蒸留の1984年ボトリングの12年61.7%(うーん最近のSMWSは年数表記ないんすよねすげー不満・・・グチグチ)
ソサエティのロングモーンというと近年はだくだくシェリーという傾向があるが、このNo.1ボトル、見事にそのイメージを覆すかすかにピートまで感じる独特な質感だった。
え これがロングモーン???コメントしたのを覚えている。
その後数回京都には行ったが、思うように時間がとれずCalvadorさんにはなかなかお邪魔できなかった。ひさびさにTさんのお顔を拝見したのは、昨年12月28日の銀座Tony”sバーの閉店の日。祇園サンボアのNさんがトニーさんのお弟子さんだったことがあり、最終日はNさんもカウンターに入っていたので、Tさんもいらっしゃったのかも知れない。
でも当日はとても混んでいたので、ちょっとだけしかお話は出来なかったのが残念。この日のTony”sさんの様子はまた別の機会に書こうと思う。
今年に入って京都に泊る機会を機会を作り、やっと2年ぶりにお邪魔してゆっくりお話ができました。
モルトの話をしながら、ロングモーンが良かったですよね~って話をしたら棚の奥からごそごそ。まぁこんな事もあるかと思ってちゃんとしまってあったんです。うーん こういう処でさすがって思ったりもしちゃうんですよね(笑)
そしてめでたく7.1とも2年ぶりに再会しました。しかしボトルの中にはショット1杯位の量だったので、ハーフをじっくり飲みながら久しぶりのTさんとの夜を満喫したのでありました。
残りは別のお得意様用だけど、開いたら差し上げますから~とありがたいお言葉を頂戴して・・・
その後しばらくして、ある日突然、京都K6のIさんからメール「東京来たから空き瓶持って来ましたよ~」って。
K6さんにもめぼしいボトルが合ったらとっておいてねとお願いしてあったので、その件だなと思いつつ待ち合わせ場所に
空き瓶をカバンから出しているのを見ていると、 じゃじゃ~ん 出てきました7.1が回りまわってやっとわが手中に!!!
空瓶の為にこんな連携プレーをやっていただけるなんて、感謝感謝でございます。
Tさん、Iさん本当に有難うございました。
やはり、バーっていうのはお酒ももちろん必要ですが、人と人との触れ合いがステキです。
#The Bar