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【SHINANOYA スコットランド出張記Vol.7】9th visiting Oban

いつもお世話になっております。
SHINANOYA NET SHOP
ネット店 (あ)です。

こちらのスコットランド出張記、久しぶりの投稿と相成りますが、
蒸留所訪問記第7回目をお送り致します。

本日は、スコットランドの古い港町
オーバンでの模様をお届け致します。

小さいながらも美しく、歴史を感じさせる街並み。
ここからアイラ島へ渡った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな様々な重なる小さな港町、オーバン。
ご存知の通り、オーバンのボトラーズリリースはほぼ皆無。

今回は、アルバム的な投稿と相成ってしまうかもしれません。
現地の風を感じていただければ、と思います。

そして、ぜひ、そんな旅情を引き下げて、
オーバンを注文して頂けると、尚嬉しいです笑
美味しいオフィシャルボトルですので。

ということで、参ります。

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本日のナイトブログは
【スコットランド出張レポート&おすすめ商品紹介♪
第7段
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弊社が毎年実施している
スコットランドバイイング出張。
昨年2017年は10月末~11月に実施。
各生産者を直接訪れ、
テイスティングはもちろん
実際の現場での情報交換や視察など
多彩なコンテンツ満載の10日間となりました。
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[10th visiting : OBAN DISTILLERY]

市内とオーバン蒸留所
オーバンの蒸留所は、市内の中心地に位置しており、
家屋や街並みに溶け込むように、存在しています。

大変古い蒸留所で、設立は1794年

当初は、ビールを作る設備が中心で稼働していて、
蒸留の公式な記録が残っているのが、1799年だそうです。

スコットランドでも、
最も古くからライセンスを持っている蒸留所
一つになり、西ハイランド地方の代表として、
ディアジオ社のクラシックモルトの一つを担う蒸留所でもあります。


蒸留所の外観。

オーバンの街も、小さな港町ですが、
蒸留所も決して大きなものではありません。
それでいながら、どことなく独特の雰囲気がある蒸留所で、
歴史を感じさせてくれます。

オーバン蒸留所の造りについて、せっかくなので
触れておきたいと思います。

年間はおよそ67万リットル(2012年時点のネット情報)
設備的な特徴としては、オニオンシェイプの小さな蒸留器であることと、
クラシカルな冷却装置である、ワームタブを使用している点。

オーバンというと、中庸な印象が個人的にはありますが、
重ためというよりは、むしろ、ライトな酒質を指針としているようで、
実際にそのような仕上がりになっているのではないかとのことでした。

ただ、蒸留設備としては、小さなスチル&ワームタブということで、
ライトな酒質を獲得するためには、より多くの銅との接触が必要であるというのに、
重たい酒質を造るのに向いた環境です。

そこで、オーバン蒸留所では、
可能な限り、銅との接触を増やすように
ワームタブ内の銅の含有量を増やす設備改変をしたり

スチル内の銅を若返らせるような作用を期待して蒸留を終えたあと、
スチルの蓋を開放して、酸素を取り込んだりするなどの工夫をしているそうです。

メインの通りから、すぐのところに位置しており、
比較的、古くからビジターセンターを開設していた歴史を持ち、
それもあってか、蒸留所ツアーもお土産物も充実しています。

蒸留所の目の前の通り、(街のメイン通りですが)
そこを渡ってすぐのところから、撮影した写真です。

オーバン蒸留所が非常に近くに海があるということを
証明する写真ではないかと思います。美しい夕景です。

オーバンは、スコットランド本土とヘブリディーズ諸島の各島とをつなぐ
玄関口としても有名な港町です。
ここから、様々な想いを胸に、船に乗ってでかけていった人がいたかもしれません。

夕刻になり少し歩くと、きれいな虹がかかっていました。
スコットランドは、虹もよくかかります。

ただ、オーバンでの虹はひときわ綺麗な虹でした。
虹の端から端まで、全てなぞれるようなそんな虹でした。

虹の袂には、見たことも無い様な財宝が埋まっているんだ…
そんな寓話じみた話を思い出したりしました。

次の日、我々はまだ空の暗いうちにキャンベルタウンへと旅立ちます。
ハードなバイイングツアーの前の束の間の休息日となりました。

次回は、キャンベルタウンでのバイイングの模様をお伝え致します。

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『オーバンのボトル紹介』
さて、そんなオーバン蒸留所から、
今回ピックアップしたのは、こちらの二本!

といっても、ボトラーリリースのほぼ皆無なオーバン蒸留所。
美味しいオフィシャルボトルのご紹介です!笑

5,300 円(税抜き)

オーバンと云えば、こちらのオフィシャルボトル14年
かつては、オフィシャル12年というものが存在していたそうですが、
オーバンといえば、殆どがこの14年ではないでしょうか。

歴代のボトルのデザインが変わらないのも、
オーバンならではとも言えるかもしれないですね笑

クラシックモルトの一つとしても、名を連ねている由緒正しいボトルになります。
とにかく、クラシック!

仕込みの段階で、オーバンではライトピーテッド麦芽を使用しています。
どこかミネラル感を感じさせるような風味と、ほんのかすかに感じるピートなどの
古風なイメージだけでなく、飲みやすさやエステリーな部分バランスよく存在しており
間違いなくクラシックだけれども、決して古臭くはない
というのがいいところではないでしょうか。

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THE DISTILLERY EDITION

DOUBLE MATUARED
OBAN [1999-2014] 

7,990円(税抜き)
マーケットから高い支持を受け続けている、ディアジオのダブルマチュアードシリーズ。
オフィシャルだからこその贅沢な原酒使いとそこから生まれるマリアージュは、
各蒸留所のハウススタイルのポテンシャルを拡げる必見の存在です。

アモンティージャ・フィノ・シェリーの樽で二段熟成。

独逸 ベルリンにイベント出店した際に、
今年のディアジオ最新2018年リリースを、一通りテイスティングした際、
その中でもこのオーバンのダブルマチュアードは、
程よいシェリー感とオーバンのハウススタイルが綺麗に嫌味なところがなく
両立していた好感の持てるボトル
と感じました。

こちらは数年前のバッチになりますが、
コストパフォーマンスに優れ、
安心して飲めるラインナップではないでしょうか。
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それでは今回のブログはここまで。

みなさまの"酔い"夜をお祈りして♪
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『オリジナルボトルのご紹介♪』

【限定公開】
-SHINANOYA NET SHOP 5TH ANNIVERSARY-
『本土系ピーテッド原酒の真価』
Yagyu bottle
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『プライベートボトルのご紹介♪』

【本日公開の最新作!】
264本限定販売
A.D.RATTRAY & SHINANOYA 11樽目のリリース!

90年後の復活。

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HUNTER LAING OMC × SHINANOYA 4th

迸るピート&ホットスパイス.


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