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【SHINANOYA スコットランド出張記Vol.4】6&7th visiting  ダルモア&ティーニニック

いつもお世話になっております。

SHINANOYA NET SHOP

ネット店見習いの(あ)です。

現地での蒸留所訪問記、第4回目でございます。

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本日のナイトブログは
【スコットランド出張レポート&
おすすめ商品紹介♪

の第四段!
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弊社が毎年実施している
スコットランドバイイング出張。
昨年2017年は10月末~11月に実施。
各生産者を直接訪れ、
テイスティングはもちろん
実際の現場での情報交換や視察など
多彩なコンテンツ満載の10日間となりました。

今回は、出張の移動中に見学させていただいた蒸留所より、
ダルモア蒸留所&ティーニニック蒸留所をお届けいたします!

まだまだ、北ハイランド…。

先日のクライヌリッシュ蒸留所までの道すがら、
実は、ダルモア・ティーニニック蒸留所へも見学に行っていました

今回は写真がメインの投稿となりますが、
美しい北ハイランドの風景をお伝えできればと思います。

今回も担当者オススメウイスキーもピックアップしておりますので、
是非、チェックしてみてくださいね!

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[6th visiting : DALMORE
DISTILLERY]


鹿のマークがトレードマーク「ダルモア」
1839年設立。

ホワイト&マッカイ社が所有されており
同社のブレンデッドの構成原酒として、
業界の有名人リチャードパターソン氏の関係でも
よく名前をあげられることもあります。

かつて第一次世界大戦時には、機雷を作るための施設としても利用されたことがあったり、
サラディンボックス式を導入していた時期があったり等、
ユニークな遍歴を持つ蒸留所でもあります。

そんな歴史を感じさせる、ダルモア蒸留所はとりあえず美しかったです。


ダルモアのポットスチル
今まで見学してきた蒸留所の中で、
最も濃厚な香りが漂っていたスチルルーム。
ポットスチルも独特の形状をしています。

濃厚な蜂蜜と、ベイクドポリッジの様な、加熱された甘い麦の香りが
絡まりあいながら、外へ漏れ出していて、もうものすごく魅惑的な香りでした。


蒸留所を歩いていると、ステンの容器に打ち込まれた、
こんな遊び心を見つけました、可愛らしい。


蒸留所に直面する海。吹き付ける海風。

一見、穏やかな風景ながら、変化の激しい気候の影響下にあり、
こういった独特の熟成環境を、ウイスキーにもたらしている…かもしれません。


強い海風にたなびく、ダルモアの旗の姿は、
正に、フラグシップ!と言わんばかりの一枚でした。

今回は休館日で生憎訪れられなかったのですが、
蒸留所にはビジターセンターも設けられています。

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『ダルモア ボトルのご紹介』
そんなダルモア蒸留所から、
今回、担当者がピックアップさせて頂いたのはこちらの一本。

カーンモア ストリクストリーリミテッド ダルモア [2000] 14年 バーボンバレル です。


CARN MOR STRICTLY LIMITED DALMORE [2000] 14yo BOURBON BARREL

OB12年のイメージからか、ダルモアというと、シェリー樽を連想するドリンカーも多いダルモアですが
こちらのボトルはバーボンバレル樽で熟成した原酒。
2015年ボトリングということもあって、コストパフォーマンスも高めです

実際テイスティングしてみましたが、
バニラ、オレンジピール、軽いパンケーキ、バタークッキー
等、
本来的なダルモアの要素も多く含んだ、シェリー樽とはまた一味違う角度からも楽しめる
46%加水の、非常にバランスの取れた 一本です。

また、ダルモアに拘らずとも、バーボン樽のボトルとして端正な仕上がりになっているので
円以下の、きれいめなバーボン樽熟成原酒をお探しの方にもおすすめできます。

ボトラーへのリリース自体珍しいダルモア。
ニューリリースでのボトリングはすっかり減ってしまいました

今回の商談中、各所にてダルモアの在庫を聞いてみた(あ)でしたが
歴史のある由緒正しい名ボトラー各社にも、
原酒を持っているところは殆どありませんでした。
今やダルモアの樽は、ボトラーのネットワークにも滅多に流れないそうで、
なかなか手に入れるのが難しい現状 だとのことでした。

以前弊社では、ケイデンヘッド社所有の原酒から
プライベートボトルを発売させて頂いたことも御座いました。
今やなかなか実現できないスペックと価格となってしまいました。懐かしい~。


CADENHEAD SMALL BATCH DALMORE [1989] 24yo #338 BOURBON HOGSHEAD SINGLECASK/CASKSTRENGTH for Shinanoya

*尚、こちらの商品は既に完売しております。予めご了承下さい。

[7th visiting : TEANINICH
DISTILLERY]

 
ダルモア蒸留所を訪問した後は、
昨年2017年に200周年を迎えたティーニニック蒸留所へ。

昨年末、弊社のプライベートボトリングでも
記念すべき200周年を迎えた本家ティーニニックのアニバーサリー・イヤーに
10周年記念ボトルとして、発売させて頂きました!


ISKY AGENCY TEANINICH [1973] 43yo SHERRY BUTT #20226 – Nagomi – FOR SHINANOYA PRIVATE BOTTLING 10th ANNIVERSARY>

*尚、こちらの商品は既に完売しております。予めご了承下さい。

そんなタイムリーな事情の中、
是非訪れてみたかった
ティーニニック蒸留所へ訪問。

残念ながら、こちらは外観のみとなりますが、
記念すべき年に、来訪出来る事ができてよかったと思います。


どことなく、インダストリアルな外見ですが、
1817年設立とイメージとは裏腹、結構古い蒸留所です。
1930年代より、DCL社により所有され、ジョニーウォーカーやヘイグ、

VAT69等の主にブレンデッドウイスキーに使用されております

この辺りで、だんだん、天気が荒れてきました…。
インダストリアルな雰囲気と、列を作る鳥たち。
…特に意味のない一枚でした笑

『ティーニニック ボトルのご紹介』

そんな、ティー二ニック蒸留所からの一本は、
ウイスクイーの新しいオリジナルボトルシリーズで、
老舗BBR社のストックより長熟のシングルカスク
ご紹介です。


WHISKY GALLERY TEANINICH [1983] 33yo H/H #6730]

昨年、バイセンテナリーの節目にボトリングされた一本。

ブレンデッドウイスキーの為に原酒がまわることが多い、ティーニニックの原酒で、
今や貴重な30年熟成オーバーのシングルカスクは、この節目だったからこその出物ではないでしょうか

ハイランドの長熟ならではの旨味のあるボディ感とフルーツ感、
この蒸留所ならではの独特のスパイシーさが出た
楽しい一本に仕上がっているのではないかと思う次第です…。

店頭在庫も残り僅かなので、こちらも是非よろしくお願いいたします。

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それでは今回のブログはここまで。
みなさまの"酔い"夜をお祈りして♪

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『プライベートボトルのご紹介♪』

252本限定発売
最古のボトラー・ケイデンヘッドから
SHINANOYAプライベートボトリング第5弾&第6弾!

175年の歴史、円熟の1樽。
一線を画す熟成アイランズモルト

「いよいよ残り10本もありません!」

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