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ダルティガロング 1979

コニャックと違って日本ではあまり馴染みが無いのがアルマニャック。
サケトライの通信テイスティングセミナーで初めて飲んだアルマニャックがダルティガロング1989であった。
もっと年代が古いものはどんな香味なのか気になって購入。

データ
 バ・アルマニャック
 1979-2015.10 40%vol
 \16.000

香り
 非常に古く重厚で少し埃っぽさも感じる樽香、とても複雑でランシオ香を感じ、まるで熟れ過ぎた洋ナシ
 若干木の実の様なニュアンス、セメダイン系の溶剤香、艶やかで甘苦い香り、オールドボトルを思い出す
 ビターチョコレート、バニラでカラメル
味わい
 ほろ苦い甘さがたまらない、複雑な香りが口の中にゆっくりと重くいっぱいに広がっていく、熟れ過ぎた酸味
 オイリーでとてもまろやか、アルコールをほとんど感じさせない、熟成感が凄く重厚、ブドウ感!
余韻
 ずっと消えない、舌の上や口蓋に長く残る、複雑に変化してゆく・・・
 熟れ過ぎた果実とカラメルやビターチョコの様な甘苦さが心地よい
総評
 開けたては樽の香味が非常に強く頑なな印象であったが、2ヶ月たってから急に良くなってきた
 非常に複雑で余韻が長く魅惑的な香味がある、熟成酒が好きならばきっと気に入ると思う
 熟れ過ぎた印象が強いが、枯れたような印象は無く生き生きとしているかにも感じる
 やや癖が強く好みが分かれそう、ブドウもしっかりと感じられて好印象、好みである
評価
 感激!

#アルマニャック

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