“ローヌの帝王”Ｅ・ギガル社をご紹介します！

初代エティエンヌがアンピュイの町に社屋を構えたのは１９４５年。
その後現在の当主である息子マルセルの代になり、
同社の名声のもととなるコート=ロティの区画の数々を手に入れる。
現在では総面積５５ヘクタールに達する、
僅か５０年で名実ともにローヌを代表する生産者となっている。

Ｅ・ギガル社は独自の製法でワインを製造しており、
赤は摂氏３０度以上となる高温での３～４週間にわたる長期間のアルコール発酵。
そして１００％の新樽を用いて４２ヵ月間熟成させる。
（シャトー・ダンピュイは３６ヵ月、ヴィーニュ・ド・ロスピスで３０ヵ月、
　リュー=ディ・サン=ジョゼフは新樽、１アキ樽半々でほぼ２年間熟成させる。）
白もプレスティージュ・キュヴェは新樽発酵、新樽熟成されるが、
（リュー=ディ・サン=ジョゼフは新樽、１アキ樽で半年間）
コンドリューが８ヵ月、エルミタージュで３０ヵ月というしつけを経ています。

生まれるワインは赤、白ともに凝縮感に優れ、高いポテンシャルを秘めるが、
濃厚ななかにもフィネスを備え、
それぞれのアペラシオンのトップに君臨するのもむべなるかなという仕上がり。
ただ、クリュのコート=ロティを始めとするプレスティージュ・キュヴェは
どれも数ヘクタール以下の区画から生まれる非常に数の限られたアイテム。
それよりもむしろネゴシアンとして製造している
ＡＣローヌをはじめとするスタンダード・クラスの赤、白、ロゼ、
そのどれもがテロワールの特徴を備えたたいへんにカリテ・プリな内容のもの。
逆にいうと、常に安定した酒質で期待を裏切らないこれらのワインこそが
同社の名声のもととなっているといっても過言ではありません。

ビジネス・スクールを終了した息子のフィリップも９０年代半ばよりドメーヌに加わり、
現在ではマルセルの片腕にまで成長、これからも期待十分な造り手です。

コート・デュ・ローヌ北部
コート・ロティ　ブリュヌ・エ・ブロンド　２００４
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥６，３００【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
ギガル社で最も気軽に愉しめるコート・ロティだが、アペラシオン特有の深い香りと滑らかな舌触りの、バランスのとれたワインに仕上がっていて、その価格を考えると非常にカリテ・プリな1本。

<コンドリュー　２００６
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥５，１２４【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
ローヌ北部を代表する白ワインで、香りも高く、杏や白系の果実の風味にミネラルも合わさる飲み応え十分なもの。ギガル社はコンドリューのスタンダードともいえるワインを生んでいる。

クローズ・エルミタージュ　ルージュ　２００５
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥２，３６３【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
シラー種１００％でありながら、軽やかな味わいが愉しめる。ベリー系の赤い果実の風味が前面に出た味わいは、エルミタージュと較べると、また似て非なるワインで、ローヌのテロワールの差異を如実に感じ取れる。

クローズ・エルミタージュ　ブラン　２００６
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥２，２０５【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
同じセパージュを用いながらも、エルミタージュとはまた異なる顔をみせるのがクローズ。若くしてマルサンヌ種の魅力が満喫できるのが、このアペラシオンの素晴らしさ。マルサンヌ種独特の風味をフレッシュさとともに味わえる。

エルミタージュ・ルージュ　２００３
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥９，４５０【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
コート・ロティで名を馳せるギガル社だが、同社のエルミタージュも以前から高い評価を得てきた。同じシラー種を用いながらもテロワールによる違いが如実に感じ取れる、お手本のようなエルミタージュ。

エルミタージュ・ブラン　２００５
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥４，４９４【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
甘い香りと、滑らかな味わいのなかにこってりさも感じられる白。エルミタージュは赤だけと思っている方に、ぜひともお勧めしたい優れもの。若いうちは抜栓後時間をとり、十分に開かせてから愉しみたい。

サン・ジョセフ　ルージュ　２００４
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥２，９９３【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
ギガル社が傘下に収めた、ジャン・ルイ・グリッパとド・ヴァルーイからのぶどうを主につくられている。コート・ロティなどと較べるとその口当たりは柔らかく、またバランスよく仕上がっていて、北部ローヌの入門用としてお勧め。

コート・デュ・ローヌ南部
シャトー・ヌフ・デュ・パプ　２００３
アルコール度数：１３．５％　容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥４，３０５【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
ローヌ北部のシラー種に対して、南部で主要な位置を占めるのがグルナッシュ種。旧いグルナッシュ種８０％に１０％のシラー種と５％のムールヴェドル種、その他からつくられ、樹齢の平均は４５年に達する。およそ三週間におよぶ長期間の発酵後、フードルで２年間の樽熟。柔らかなボディ豊な赤。

タヴェル・ロゼ　２００５
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥２，３１０【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
グルナッシュ種が半分という高い割合のワインは、ロゼといっても色合いは限りなく赤に近く、フルーティーななかにもしっかりとした風味を備え、飲み応えも十分に仕上がっている。

ジゴンダス　２００４
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥２，９９３【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
シャトーヌフ・デュ・パプに似たキャラクターながら、シラー種の比率の高さ、テロワールの差異から、よりしっかりとした構成を感じさせてくれる。

コート・デュ・ローヌ　ルージュ　２００５
アルコール度数：１３．５％　容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥１，３４４【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
ギガル社のフラッグシップボトル。
葡萄の比率はシラー種が半分以上を占め、それに３０％のグルナッシュ種とムールヴェドル種が１５％、プラスその他という割合。葡萄は巨大なイノックスのタンクで発酵。その後フードル他の大樽で１年半の樽熟成を経る。バランスが取れ、口当たりよく飲み飽きしないワインは、そのカリテ・ブリな酒質で、数あるＡＣローヌのかなでも郡を抜く。

コート・デュ・ローヌ　ブラン　２００７
アルコール度数：１３％　容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥１，３４４【税込】
ＰＣからのご注文は⇒こちら
携帯からのご注文は⇒こちら
ギガル社のフラッグシップボトル。
葡萄の比率はヴィオニエ種が５０％、その他には２０％のルーサンヌ種にマルサンヌ種を１２％、それにクレレット、ブールブラン、グルナッシュ・ブラン種等。平均で２５年と安定した樹齢の葡萄は、イノックスのタンクで発酵後、そのまま数ヶ月間熟成させる。ヴィオニエ種やルーサンヌなど北部のセパージュの特徴が感じられるワインは、フルーティーななかにも厚みのある、飲み応え十分なもの。