一昨日まで子が持って帰った風邪に完全ノックアウトだったので、、
昨日も鼻水ダラダラの中、ハーフでベンリアックのテイスティングを試みました。
よく考えたら、携帯電話を持たない主義を今でも通している変わり者の私なので、
ウスケバ・リアルタイムテイスティングには参加できませんでした
それにBBRは手元に無いし、12年シェリーと1967では比較にならないので、
単なる飲んだだけ・・・
テイスティングの時は周りに人が居ない方が好きなので、かなり孤独ですが、
まっ、それなりにいつも楽しんでます。
<ベンリアック12年シェリー樽>
香りーふくよかなシェリー香だがフィノっぽさもある、始めセメダインだがそのうち消える、
ほのかなハープ系(ピート?)、オレンジの果皮。
味ーフルーツ系・少しくるみ・上質のシェリーのコクが心地よく後で少し苦みも感じる。
後口ーオレンジ系に軽~いコーヒーのような苦みが良い。
<ベンリアック1976 RICHLY PEATED>
香りーポートワインが一瞬、リッチなハープ、ふくよかな南国系フルーツ。
ちとこの辺でハナタレオヤジは疲れてきた。
味ーなんと表現すればいいのか? 簡単にいえば、さわやかで深い。
心地よいハープと刺激するピートがさわやかさを演出してくれているが、
その奥には、あふれんばかりのフルーティーさと、長熟による深さがある。
ピートを効かせていない1976が今飲みごろだとすれば、このピート多めは、
4~5月ごろの春の風を感じながら飲むのに良いように思います。
後味ーきわめてフルーツが長くリッチ。
全体的な感想
モルトに限らずワインもそうですが、季節を重視しながらタイプを選ぶと、
より楽しくなると思います。
今(冬場)はシェリー樽オンリーでも、夏場はさわやかなアイラが心地よかったりしますよねっ。
#ウイスキーの話