ジャックウィバースはラフロイグ選ぶの上手いです。
ラフロイグ LAPHROAIG 1996 11yo JACK&JACK 53.6%
one of 215 bottles, HOGSHEAD
香りは熟し切ったグレープフルーツとそのわた、プラム、アプリコットジャム、強く鰹節、オーク、強いヨード、厚いピート、リッチ、飲むと熟したアプリコットやプラム、オレンジ、粘性があり濃いめの甘味、凝縮した噛みごたえ、リッチ、ダシの旨味、強いピート、長い余韻。
【Good/Very Good】
ドイツのボトラー,ジャックウィバースからジャック&ジャックの名前でボトリングされてたラフロイグ1996,11年熟成。
ボトラーズのラフロイグの良いものは,華やかなフルーティでやや軽いボディのものが多いのですが,このボトルは華やかなグレープフルーツのわたのようなニュアンスに加えて少し重さも伴うアプリコットジャムやダシっぽさ,強いヨードなども感じられ,熟成年数のわりにずいぶん複雑でリッチで,ちょっとオフィシャルに近いようなニュアンスもありました。
飲んでも粘性があり濃い味わいで,余韻も長くとても良かったです。一瞬ですがVGにしようかと思ったくらいでした。
ジャック&ジャックのボトルは1993もいくつかありますが,それはそれで典型的な1993のフルーティラフという意味で突き抜けたボトルが多く,今回のものは別の意味で良樽ですし,このボトラーはラフロイグを選ぶのがとても上手だなと改めて思いました。
#ラフロイグ (LAPHROAIG)