モルト仲間のnaoskprsさんと以前から定期的にやっているプチSBTですが、今回は3種類が届きました。
A~Cの3種類をテイスティングさせていただきました。
まずはAです。
(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
・プチSBT 8月 from naoskprs サンプル:A
熟成が長そうなエステリー、なかなかの陶酔感、多彩なフルーツ、青リンゴ、パイナップル、洋ナシ、キウイ、熟したオレンジ、少し若葉、バニラ、少しシリアル感、柔らかい口当たり、上品なシロップの甘味、心地良い酸味。
【VG】
エステリーな熟成感があり、多彩なフルーツが感じられた。
蒸留所の個性というよりは熟成感が特徴になっているタイプと感じたが、基本は長熟スペイサイドにありそうな雰囲気。
度数はだいぶ下がっているようで、長熟に少量加水したGMなどのリリースや、ダンカンテイラーやエージェンシーなどのドイツ系のボトラーからリリースされた度数の落ちた長熟モルトという印象。
予想
70年代蒸留、30~40年程度の熟成、40~46%
1、グレングラント
2、グレンバーギー
3、ブルイックラディ
あとはマクダフあたりを考えた。
以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
正解は・・・、
アバフェルディ ABERFELDY 21yo OB 40%
現行のアバフェルディ、オフィシャル21年でした。
いやはや、このボトル、以前有楽町で飲んでこのブログでも記事にしているんですよね。
有楽町で飲んだ時もかなりフルーティな熟成感の出たボトルという印象で、今回も同じ方向性の評価でしたが、恥ずかしながら全然候補にもあがってきませんでした。
アバフェルディというと、最近濃厚な蜂蜜を感じるものが多いのですが、このボトルに関しては、やはり原酒より熟成感が特徴になっている印象でした。
以前飲んだ時にも1本欲しいなと思ったボトルでしたし、改めてじっくり飲むとかなり複雑さのあるフルーティが感じられました。
こんどこそ1本手に入れようと思います。(笑)
#アバフェルディ (ABERFELDY) #SBT