今回も独特の樽使いで独特の味でした。
秩父 CHICHIBU 2009-2014 OB for Whisky Talk 2014 60.2%
one of 225 bottles, 1st:first fill barrel, 2nd: third fill barrel
香りはスピリティ、グラッパ、ライム、キウイ、若いカルヴァドス、カモミール、鋭く強い麦感、飲むと旨いグラッパ、若いコニャックのブドウ感、カモミール、良いウッディネス、さっぱりした余韻。
【Good/Very Good,Interesting】
福岡で毎年行われているウイスキートーク,昨年の開催に向けてボトリングされた秩父2009です。
2013年も同ヴィンテージの同様のリリースがありました。
昨年のもの同様に,ファーストフィルからサードフィルに移し替えるという,あまり他で見ない樽使いのボトルで,まさか今年も同系統のボトルで来るとは思わなかったです。
昨年同様に,モルトというよりは旨いグラッパに近いニュアンスが香味共に強く感じられました。
若いコニャックのようなニュアンスもあり,昨年のものより少しだけ複雑な感じもありました。
去年のものが,たまたま面白いものが出来たから詰めたというものかなと思っていたのですが,そうではなかったようですね。
モルトでは同様に若いものでも他の蒸留所では感じたことのない独特のニュアンスがあり,興味深くいただきました。
#秩父 (CHICHIBU)