ミーティで厚みのあるシェリー感で,素直に旨かったです。
グレンリベット GLENLIVET 1961-1985? GM SESTANTE IMPORT 57%
香りは重厚で甘く,淡いヒネを伴うオールド感,ミーティさを伴うシェリー,黒糖やみたらしのたれ,紹興酒,みりん,プラムジャム,キャラメリゼしたヘーゼルナッツ,少し焦がした麦,強くなめし皮のレザー感,こなれたハーブ,非常に複雑でリッチ,飲むと滑らかな口当たりから広がる,重さと粘性のあるテクスチャー,やはりミーティなシェリー感で厚いボディ,淡くダシ醤油も感じるみたらしや照り焼きの甘辛いタレ,みりんや焦がし麦の濃い旨味,肉っぽい旨みも感じる,心地良いハーブの渋味,厚いボディ,非常にリッチでこってりと甘く非常に長い余韻。
【Very Good】
セスタンテ向けにGMがボトリングしたグレンリベット1961,80年代ボトリングのハイプルーフです。
全体を覆う濃厚なシェリー感と,セスタンテらしいしっかりと残った分厚いボディがあり,太い麦の旨味や肉っぽい旨味など,旨味も多彩だったのも印象的でした。
ミーティなニュアンスは香り・味わいともに厚みや深み,そして旨味を感じさせる要素となっていますが,ボトリングして間もないころはサルファリーだったのではないかと思う系統の香味でもありました。
ちょっとぽっちゃりしてますが肉感的で魅力的な女性をイメージするボトルでした。
これは,モルト仲間のとぅーるさんとの小瓶交換でいただいたもので,自宅でテイスティングしました。
#グレンリベット (GLENLIVET)