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ニューリリース:トマーティン 1976-2015 38年 オフィシャル ウイスキーフープ向け #31

やはりオフィシャルらしい洗練された76トマーティンでした。

トマーティン TOMATIN 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #31 TOMATIN 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #31

トマーティン TOMATIN 1976-2015 38yo OB for THE WHISKY HOOP #31 47%
one of 190 bottles, Hogshead

香りは熟成感と陶酔感あり、洋梨や桃、仄かに長熟コニャックのようなブドウ感、小児用シロップ薬のようなケミカル感、良いオーク、淡く残った麦感。
飲むと優しい口当たりから広がる、香り同様に非常に熟成感があり、強く多彩でうっとりするようなフルーツとケミカル感、果汁の甘味と淡い酸味、陶酔感のある心地良い余韻。

【Very Good】

ザ・ウイスキーフープ(TWH)向けにボトリングされた,今年8月ニューリリースのオフィシャルのトマーティン1976,38年という超長熟で,TWHの初期渾身の1本です。

1976トマーティンというと,一時期乱発されましたがその多くのボトルにおいてCPが非常に高く,ケミカル感や雑味があり上品さは無いものの突き抜けたフルーティがあるという認識でしたが,やはりこのボトルにも突き抜けたフルーティがあります。

1976らしい陶酔感のあるフルーツ感が香りの最初から炸裂しており,非常に長い熟成を感じるエステリーで多彩なフルーツ感も充実しています。

38年という熟成感と蒸留所のスタイルであるフルーティに支配されたモルトですが,ボディも残っているのに雑味がなく洗練された上品なニュアンスがあったのが印象的で,これはやはりオフィシャルならではだと思います。

高額ボトルなのでさすがに複数本買うことはできませんでしたが,いつ開けるのか悩ましいボトルです。
そういう楽しみも良いですね。

 

#トマーティン (TOMATIN)

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