2本目は打って変わってリッチで厚いタイプでした。
グレングラッサ GLENGLASSAUGH 37yo OB RARE CASK SERIES 54.8%
香りはリッチで多彩,アプリコットジャム,熟したオレンジ,淡く洋ナシ,オーク,強くナッツ,バターなどのオイル,バニラ,蜂蜜,しっとりとした旨そうな麦感,強めのウッディネスには若干の香木感を伴う。
飲むと刺激は無いが強い味わい,熟したオレンジ,とろりとした蜂蜜やジャムの甘味,コクあり,麦の旨みは濃厚,オークの主張も強い,ボディは厚い,淡いピート,オイリーでリッチな余韻は長い。
【Good/Very Good】
グレングラッサのオフィシャルから200mlのトリプルパック,26年,37年,43年のうち,続いては37年熟成のものです。
このボトル達は,富山のモルト仲間からテイスティングの機会をいただきました。
上記の如くテイスティングが長くなってしまうほど,香り・味わいともに非常に多彩な要素が次々とでてきます。濃厚でリッチなウイスキーでした。
特に,長熟なのにしっかりと残された麦感とその旨み,厚みのあるボディが好印象でした。
ややオークの主張が強く,リッチで旨味が濃く厚みがある反面,少し飲み疲れするタイプとも思いました。
シェリー感が全然異なるのですが,そういう意味では以前記事にもした北米向けのグラッサ1974にも近いニュアンスでしたね。
1杯の満足感は非常に高いです。
#グレングラッサ (GLENGLASSAUGH)