さすがのGMシェリーの長熟ロングモーンです。
ロングモーン LONGMORN 1972-2011 38yo GM celtic label #1078 53.9%
one of 410 bottles, 1st Fill Sherry Butt
香りは高貴なシェリーとミント、果汁を感じる巨峰、ドライフルーツ、ハーブとクローブ、良いウッディネス、少し腐葉土のアーシー、飲んでも良いシェリー、ビタミン剤っぽさもあるが強いトロピカルフルーツ、パイナップル、ブドウ果汁、ハーブリキュールの甘味と渋味、強めのウッディネスだがきつくはない、長い余韻。
【Good/Very Good】
GMケルティックラベルのロングモーン1972,38年熟成。
香りは期待通りの高貴な良いシェリー感とミント,そして巨峰果汁を先頭に多彩なフルーツがしっかりと感じられ,ハーブやスパイス,そして腐葉土っぽさも好印象でした。
飲むと若干ビタミン剤系のケミカルなニュアンスもありますが,やはり魅力的なブドウ果汁が感じられ,1972だとあったりなかったりするトロピカルフルーツもこのボトルには十分に感じました。
甘味は強く,ウッディネスとその渋味もやや強めではありますが,構えて飲んだためかあまり引っからず飲めました。
60年代の長熟に比べるとやや熟成期間も短く,タンニンの渋味は抑え目なのかもしれません。しかも,最初に飲んだ時より2回目の方がさらに渋味は和らいでいました。
さらに数年したらもっとスムーズになるのは間違いないと思われます。
乱発されたケルティックラベルのロングモーンの中でも最後のほうに出てきた1972で,食傷気味だったので購入を見送ったボトルでしたが,これも買っておけば良かったです。
#ロングモーン (LONGMORN)