陶酔感のある独特のニュアンスでした。68らしさもあるのでしょうか。
ロングモーン LONGMORN 1968-2003 SCOTT'S for U.S.A. 61.3%
香りは華やかで多彩かつ強烈なフルーティ、古い白ワイン、プラム、洋梨や桃、パッションフルーツやドラゴンフルーツ、バニラ、少しバター系のオイル、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、強烈にフルーティ、洋梨、桃、白ワイン、パッションフルーツ、少し香水のような華やかなニュアンス、バニラ、濃い甘味、バニラ、陶酔感のある長い余韻。
【Very Good, Interesting】
スコッツがアメリカ市場向けにボトリングしたロングモーン1968,およそ35年の熟成です。
上記のとおり,古い白ワインのようなブドウ感,そしてパッションフルーツ系のトロピカル感を含む非常に多彩なフルーティが香り,味わいともに炸裂しています。
その辺はコテコテシェリーでないプレーンに近い樽の60年代ロングモーンらしいのですが,それに加えて,ちょっとパフューミー手前のような華やかな風味があったのも印象的で,これはウイスキーフェアの1968にも感じて興味深かった要素でした。
あのボトルだけが特徴的なのかと思っていましたが,今回の同ヴィンテージにも存在しており,68の一部に出てくるフレーバーなのかもしれないと思いました。
自分としてはまったくネガティブには感じない特徴的なフレーバーであり,今回のものも陶酔感を感じながら楽しませていただきました。
#ロングモーン (LONGMORN)