想像より仕上がっていました。
ヘーゼルバーン HAZELBURN 2004-2019 14yo OB OLOROSO CASK MATURED 49.3%
one of 9900 bottles, FRESH OROLOSO SHERRY CASK
香りはまったりと甘いプルーン、ビターチョコレート、淡くみたらしのたれ、ハーブ。
飲むとジャム系の甘やかなシェリー、優しいタンニン、ハーブ、奥からブリニー、リッチで力強くスパイシーな余韻。
【Good/Very Good】
最近ボトリングされたヘーゼルバーン2004、14年熟成のオロロソカスクマチュアードです。
9900本のアウトターンがあり、それなりの数の樽をヴァッティングしていると思います。
スプリングバンクやロングロウもそうですが、スプリングバンク蒸留所のアウトターンの多いシェリーカスクは、私の苦手なダシ醤油っぽいサルファリー要素が強く感じられることが多く、このボトルはやや警戒して飲みました。
しかし、そういった要素はみたらしっぽさくらいに収まっており、ほとんど引っ掛かりを感じることなく楽しめました。
スプリングバンクやロングロウに比べると、3回蒸留でやや酒質が軽いのか、やや樽に支配されたボトルではありますが、それでもキャンベルタウンらしいブリニーさの片鱗は感じられました。
多彩さこそあまりありませんが、このスペックにそれを求めるのはさすがに無理がありますし、十分に美味しくいただけました。
#ヘーゼルバーン (HAZELBURN)