ヒノキっぽさも淡く主張してきました。
グレンキース GLENKEITH 1972-1998 SAMAROLI 45%
one of 318 bottles
香りはアプリコットティーと蜜蝋、加熱したリンゴジャム、少しオイリーでクリーミー。
飲むとトロリとした粘性あり。加熱したリンゴや蜂蜜の甘味、強いコクがある、ヒノキっぽさがうっすらあるウッディネス、
【Very Good】
サマローリが1998年にボトリングしたグレンキース1972、およそ26年の熟成です。
この時期のサマローリのリリースは、わりと長熟でフルーティさが前面に出ているものの、ボディがややしぼんでいるのに加水もされているものというのが散見されるイメージでした。
今回のボトルは加水ですが濃厚さが保たれており、ボトリング後約20年の経年変化もあってか粘性もありました。
グレンキースらしいリンゴっぽさも感じられ、度数のわりにコクも強く美味しかったです。
60年代のものに強く感じられ、個人的には強すぎると苦手要素になるヒノキっぽさは奥から顔を出す程度に感じられて味わいを深めていました。
十分に仕上がっており、これからさらに良くなるモルトという感じではなかったので、今が飲み時ではないかと思います。
#グレンキース (GLENKEITH)