90年代サマローリにはこういうタイプが多いですね。
ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1978-1996 SAMAROLI 45%
one of 360 bottles
香りは華やかでエステリー、多彩なフルーツ、洋梨やオレンジ、りんご飴、薄めた蜂蜜、バニラ、奥から淡いスモーク。
飲んでも滑らかで、熟成感のあるフルーツが強くコクのある美味しさだが、香りより明らかにピーティで麦芽の旨味もある。
【Good/Very Good】
サマローリが1996年にボトリングしたハイランドパーク1978、およそ18年の熟成です。
非常に華やかでエステリーなフルーツ感が多彩に感じられ、バーボン系の樽感も奥からじわりと感じられました。
ハイランドパークらしいスモーキーなニュアンスも特に味わいにおいてしっかり感じられました。
18年とは思えない強い熟成感があって非常にフルーティな反面、少しボディには抜け感がありますが、コクやらしいピートもあるハイランドパークでした。
80年代ボトリングではボディが重視されたものが多いサマローリですが、90年代はこういう少しボディを犠牲にしても熟成感のあるタイプが散見されるイメージです。
これらのボトルは、三越前のIANさんで行われた「ウィスキーラバーズ名古屋2018先行テイスティング」でいただきました。
#ハイランドパーク (HIGHLANDPARK)