ある意味最後のバイセンボトルです。
ラガヴーリン LAGAVULIN 2000-2016 OB DISTILLERS EDITION BATCH NO. igv.4/505 43%
香りはアプリコットジャムや樹液、オイル、ナッツ、魚介ダシ、奥に焦がし麦、強いスモークとヨードも感じるパワフルなピート。
飲むと思いのほか優しい口当たり、香り同様にアプリコットジャムや樹液、穏やかなコクのある甘味、優しい麦の旨味、ダシ、ナッツとオイル、ボディはミディアム、ピートはしっかり。
【Good/Very Good】
オフィシャルのラガヴーリン2000、約16年の熟成です。
昔のダブルマチュアードシリーズを踏襲するディスティラーズエディションの最新のものですね。
ボトリングが2016年ということもあり、ラベルにはバイセンテナリーのロゴが入っています。
バイセンテナリーボトリングとしては、NASのジャズフェス、8年、12年、18年アイラフェス、25年がリリースされていましたが、このディスティラーズエディションもバイセン仕様ということになるのでしょうか。
さて肝心の中身ですが、らしい樹液っぽさやアプリコットジャムのようなコク、アイラモルトらしいパワフルなピートが感じられる香味で、ダブルマチュアードのためか多彩さもあり、しっかりと仕上がっていました。
加水のためかラガヴーリンとしてはボディが軽く感じられる部分もありましたが、優しく多彩で良い味でした。
2016年のバイセンテナリーイヤーにボトリングするということを、少なからず意識して作ったとも思える良いラガヴーリンでした。
#ラガヴーリン (LAGAVULIN)