スキャパ2005には不思議な香味があるのでしょうか。
スキャパ SCAPA 2005-2017 GORDON&MACPHAIL Distillery Labels 43%
香りはフレッシュレモンやリンゴ、草っぽさ、バニラ、淡く松茸のお吸い物、ほどよいモルティ。
飲むと柔らかな口当たり、リンゴの優しい甘味、淡い塩気、少しアルコール感はあるが刺々しくはない。
【Good, Interesting】
GMが最近ボトリングして現地で購入されたスキャパ2005、およそ12年熟成の加水タイプです。
熟成は長くないですが加水の影響もあってキツさはなく、フレッシュな柑橘やバニラなどもあって、香りにも味わいにもリフィルバーボンカスク主体のヴァッティング加水っぽい要素が多く感じられました。
また、松茸のお吸い物っぽい独特のニュアンスがあったのも印象的で、これは昨年リリースされた同じスキャパ2005のメゾンドウイスキー向けにはより鮮明に感じられたものでした。
今回のボトルはヴァッティングで薄くなったのかもしれませんが、メゾンと同スペックのシスターカスクのような樽が入っているのかもしれません。
どういう経緯で出てきた要素なのかは不明ですが、個性的なのでまた別のスキャパ2005に出会ったときには思わず探してしまうと思います。
#スキャパ (SCAPA)