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グレングラッサ 1960-2005 44年 オフィシャル 41.7%

ナチュラルで突き抜けたフルーツ感で素敵でした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1960-2005 44yo OB 41.7%

香りは強い熟成感、全体を優しく覆うシェリー感、エステリーで突き抜けたフルーツ、熟しきった桃や洋梨、パイナップル、ナチュラル、うっすらハーブやクローブ、非常に華やか。
飲むと柔らかな口当たり、香り同様に強い熟成感と強く多彩で華やかなフルーツ、ナチュラルでコクのあるフルーティな甘味、ボディは少し弱いが過熟感はあまりない、雑味のない美しい余韻。

【Very Good】

2005年に当時の所有者であるエドリントングループからボトリングされたオフィシャルのグレングラッサ1960、44年熟成です。
たしか定価5万円は超える高額ボトルで、発売当時はこんな高いボトル誰が買うんだと思った記憶がありますが、今の相場では全然全然高くないですね。10年程度でずいぶん高額化したものです。

そんなわけで当時は飲む機会がなく、今回初めて飲んだのですが、想像以上にフルーティで突き抜けたボトルでした。
長熟らしい陶酔感がある多彩なフルーツ感と穏やかながら深みを加えるシェリー感もあり、トロピカルフルーツを含む果実のような香味がありながらケミカルな要素がないナチュラルさが非常に魅力的でした。

カスクストレングスの度数落ちでボディこそありませんが、そのぶん本当に突き抜けたフルーティさに陶酔できるボトルで、しつこいですが、近年ボトリングの70年代グラッサの突き抜けたフルーティタイプのものに伴うケミカルな感じがないのが本当に好印象でした。

 

#グレングラッサ (GLENGLASSAUGH)

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