かなりのハイプルーフでまだまだ飲みごろは続くと思われます。
ロイヤルブラックラ ROYAL BRACKLA 1972-1988 15yo INTRETRADE 64.5%
one of 558 bottles
香りはこなれたニュアンスと刺激が同居、淡いオールド感と若々しい強い麦感と蜜っぽさ、フレッシュオレンジ、干し草のような植物感、シナモン。
飲むとスパイシーでヒリヒリする、こなれた柑橘感と強い麦感、噛み応えのある旨味、最初ヒリヒリするが徐々に舌にまとわりつくようなテクスチャーになる、蜂蜜系のコクのある甘味、嫌味のない綺麗な余韻。
【Very Good】
インタートレードが1988年にボトリングしたロイヤルブラックラ1972、15年熟成です。
65%近い高度数で刺激もある香りですが、同時に少しオールド感あるという面白い第一印象でした。
プレーンな樽感でまだ若々さも感じるような強く太い麦感が前面に出ており、フレッシュな柑橘や干し草っぽさが後ろから出てきます。
飲むとやはり味付け感のない樽感でヒリヒリとスパイシーなアタックがありますが徐々に粘性が感じられるようになりました。
噛み応えも感じるようなストレートな麦の旨味とコクのある甘味が魅力的で、旨味が強いのに飲み飽きしない美味しさでした。
ハイプルーフの刺激が香りにも味わいにもありましたが、同時にオールド感やこなれてとろっとしたニュアンスも帯び始めていたのが非常に面白く感じました。
こういう感じは刺激が抜けて出てくる印象でしたが、もともとが相当刺々しかったでしょうか、ボトリング後28年が経過してもまだ刺激がありこういう面白い仕上がりになったと思われました。
刺激がもっと抜けるとどんな味になるのか、とても興味深いです。
#ロイヤルブラックラ (ROYAL BRACKLA)