少し野暮ったさもありますがらしさがしっかりある昔のスプリングバンクでした。
スプリングバンク SPRINGBANK 1970-2004 33yo THE WHISKY FAIR #2964 47.9%
one of 142 bottles
香りはややもっさり無骨だが重厚で強い、アプリコットジャム、イチゴジャム、樹液、ワックス、アニス、紅茶、複雑でリッチ。
飲むと濃厚でやや噛みごたえもあるテクスチャー、アプリコットジャムの強い甘味と梅っぽい良い酸味、少し果汁感、リッチ、ほどよいウッデイネスと長い余韻。
【Very Good】
リンブルグウイスキーフェア初期のボトル,スプリングバンク1970,33年熟成です。
スペックから想像するウイスキーフェアのバンク70の華やかなイメージよりも,ファーストノートがややもっさりとした印象でしたが,らしいイチゴジャム感も含めて濃いフルーツと樹液っぽさも含んだウッディネスも感じられ,リッチな香りでした。
飲んでみるとやはり濃厚で,ジャム感の強い甘味と良い酸味,そして味を深めるウッディネスと非常に充実した味わいで,果汁感もあって噛み応えがあるようなテクスチャーも好みでした。
やはり初期のリンブルグウイスキーフェアのボトルは陶酔感のあるものが多く,スプリングバンクはその筆頭ですね。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)