この前の土曜日は，新大阪で開催されたブラックアダー社試飲会に参加してきました．お昼過ぎからちょこっとした用事があったので，開会からはずいぶんと遅れての参加だったのですが，会場には知ってる方が多数来られてました．皆様どうも（笑）
とりあえず，試飲に出ていた全種類は飲んでみました．
ダントツに良かったと思ったのは，Glenury Royal 1973 36y.o. ですね． moruco がとあるバーでちょくちょく飲むものとは，ほぼ同種の味．こちらの方が，熟成が１年長くなってるのですかね．こちらはアルコール度数は46.2%でした．
それから，Clynelish 1989 19y.o. はアルコール度数55%．少しスモーキーな感じからドライティストに変わっていき，途中でバニラ系のような甘みを感じます．morucoは結構気に入ってたようです．
私は，Glendullan 1994 11y.o. も良かったと思います．アルコール度数は58.7%で，ボディガシェリー樽だったようですが，シェリー香はそんなに強くは感じませんでした．全体的にドライで少しだけバニラを感じます．この日の他のに比べると熟成年が短い方に入りますが，未熟香はほとんど出てませんでした．暫く置いておくと最後にはキャラメル様の風味が出てきてました．
あと，意外だったのは Amrut のカスクの方．アルコール度数62.3%です．アムルットのシングルモルトは数年前に北新地のとあるバーのカウンターにあったのを見かけて飲んだことがあるのですが，そのときの印象が香りは抜群だけれどボディとアフターの双方が不十分という印象だったのです．今回も最初に46%に加水した方を飲んで，以前のシングルモルトよりはいいけれどまだ物足りないって感じだったのですが，会場にいた他の方のお奨めでカスクの方を飲んでみると，コレは結構いけます．値段の点でも安いですからね．
今回の試飲会は，規模も適当で存分に楽しめました．また次回も楽しみにしてます♪
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