MENU

ベンチャーウィスキー 秩父蒸溜所 

先週末は秩父蒸溜所を訪問してました.
夏の,ブルータスの試飲会でお会いした際に,蒸溜所の見学をお願いしていたのが,今回ようやく実現したのです.
西武の特急列車に乗って秩父まできて,そこからタクシーで蒸溜がある工業団地へ.あらかじめ,結構距離があるとは伺ってましたが,確かにその通りでした.

当初は、工業団地まで来てもどれが蒸溜所かわかるだろうかと心配してましたが,それは杞憂に過ぎませんでした.タクシーの車中からキルン棟がはっきり見えたのですぐにココだとわかりました.

蒸溜所についてからは,肥土氏の案内で見学させて頂きました.
最初に,蒸溜所の紹介をプロジェクターで説明して頂いてから,製造棟へ.
麦芽を粉砕するところから,小さなマッシュタンや,氏のこだわりのミズナラのウォッシュバック,そしてぴかぴかのポットスチルと順に見せて頂けました.とても丁寧な説明で,凄く分かり易かったのが印象的です.
マッシュタンでは,丁度3番麦汁をとるところで,95度の熱湯を注入した直後,ウォッシュバックは発酵の2日目の様子をそれぞれ蓋を取って見せて頂くことが出来たのです.
ポットスチルの容量は初溜,再溜とも2000リットルとのこと.やはり小さいですね.
丁度蒸溜の最中でスピリッツセイフには勢いよく流れていました.
ミドルカットは時間やアルコール同数よりも味覚を重視しているとのこと.
ヘッズやテイルズをグラスに取り分けたモノもその場で飲ませて頂けました.テイルズは焼酎っぽい味だったように思います.

つづいて,隣の貯蔵庫へ.やっぱりいいにおいです.羽生の頃の樽や,蒸溜所のスタッフの研修のために他の蒸溜所で実習を行った時に作ったニュースピリッツを詰めた樽,そして,この地で蒸留されたスピリッツを詰めた樽が順に並んでます.樽の大きさも樽材もいろいろ.熟成が楽しみですね.

まぁ,我々の蒸溜所訪問と言えば,試飲が楽しみというのは言うまでもないですね.
はい.飲みましたよぉ~,今回も♪
秩父のモノだけでなく,羽生の樽のサンプルもたまたま飲むことが出来ました.

これだけ飲めば、酔っぱらわないわけないですよね.
帰りの西武特急は,秩父駅を出たと思って次に気がついたのは池袋駅.その間は完全に眠りについていて,まさに”夢の”超特急って感じの状態でした.

#蒸留所見学

この記事を書いた人