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雑誌広告

バーに着くと,カウンターの上に The Whisky World が山積みになっています.
「あっ,ついにですね」と私.morucoの分も含めて今号は2冊買うことにしました.

この雑誌の営業から広告を載せませんかと声がかかっていたとのことで,昨夏相談を受けてました.開店して1年のお店.資金に余裕があるわけでもなく,雑誌に広告を載せるお金があればむしろボトルを買い増したいというのがマスターの考えでした.また,広告の原稿を作成するにも撮影機材などを持ってないので広告会社に頼めば高く付きそうで無理だとのことでした.

悩んでいるマスターに掲載を奨めたのは私です.まぁ一度くらい載せてみたらぁと.広告の原稿ったって写真が1枚あれば何とかなるんだから,それくらい私が何とかするからと.
それで,夏のある日開店と同時にここに来て,広告用の写真撮影をすることに.
他のバーの広告や,バー紹介の記事を参考に何枚も何枚を撮影しましたが,気に入ったのが撮れません.ピントの合わせ方,外し方,光のあて方,明るさ・・・・.自分が何とかするとは言ったものの,元々カメラが趣味ってわけでもなく,写真はずぶの素人の私です.カメラも相当以前に買った普通のデジカメですし.やはりプロの方の撮影って上手なんだなぁと感心するだけでした.結局,使えそうな写真はバー入り口の額を撮ったものくらいで,カウンターや仕事をしているマスターを撮影したものは自分的にはいまいちでした.照明を落とすとカメラの感度不足で全体的にノイズっぽくなる上にピントもいまいちで,照明を上げて撮ればバーの雰囲気が全然出ません.デジタル一眼や,最近の高感度CCDのカメラならもう少しましに撮れたのではないかと思いました.それでも,まぁ何とかなりそうなのを数十枚選んで後日CD-Rに入れてお渡しし,お好きなのを選ぶように伝えていました.

そうなのです.今号に広告が掲載されているのです.つまりは昨夏撮影した写真が小さくなって写ってるのです.広告を出せば,広告掲載号が数十冊ほど頂けるので,その雑誌を売りさばけば,支払った広告掲載料相当になるということのようでした.と言うことは目の前の雑誌の山を売らなくっちゃいけません.載せるように奨めた責任を感じますので,なんとか今雑誌の販売を手伝うことに.早速,モルト倶楽部のメンバーにすぐにメールで連絡です.今号は書店で買わずにここで買うようにと.メールしたら数名から買いますという返事が.中には早速バーに来られた方までいらっしゃいました.十数冊は何とか売れそうですが,果たして残りは完売するのでしょうか.

ちなみに,その広告は The whisky world Vol.8 の 92ページ右側の一番上です.

余談ながら,その広告ページの欄外に 「Whisky world vol.6」の販売をしています と書いてますが,vol.6 ではなく vol.8 です.おそらく誤植だと思います.

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