日曜日は,日本スコットランド協会関西ウィスキークラブ(KWC)のティスティング会へ.内容は,J&Bと Glenfiddich それぞれの飲み比べです.
実はこのティスティング会,3月に開催されたのですが,案内を頂いてすぐに申し込みをしたのですが,すでに予約で一杯とのことで当初はキャンセル待ちになってました.ところが,参加希望者が増えた事から,3月と同じ内容でもう一度開催していただけることになり,ありがたく参加させていただけました.マスターの話では,3月の時には某社のブレンダーの方も数名参加だったり等と,参加者のレベルが高かったみたいですから,今回の方になって良かった気がします.
少し早めに神戸に着いたので,中華街を散策し腹ごしらえをすませてから,会場のバーへ.そこには見慣れたメンバーが座ってました.私の隣の席が最初はあいていたのですが,その席に来られたのは土曜日に練習に行ったバグパイプバンドの団長様が来られました.こんなところで会うなんて・・・・・
J&Bの方は,現行品(700ml アルコール度数 40%)と,昔のハーフガロン瓶(アルコール度数 43%).ボトルに JUSTERINI標記があり,キャップには税関の封緘紙が貼ってる頃の時代のモノ.大阪万博の頃のモノだそうです.裏のラベルによると,輸入業者は高島屋となってました.
それにしても,昔のブレンデッドを呑むと毎回,オールドボトルに特有の香りが有りますね.
アレは何なのでしょうか.今回も香った瞬間にそれを感じて,「そうそうこれこれ♪」とおもわずにんまりしてしまいました.
飲み比べてみると,全然味が違います.現行品はホントに味がないように感じてしまう(><)
参加者一同,ハーフガロン瓶の味の良さをほめてました.
続けて,Glenfiddich.こちらは,90年代に流通のもの (Glenfiddich Special Reserve Single Malt 熟成年数標記無し 700mll 40%)と,80年代流通のもの(Glenfiddich Pure Malt 熟成年標記なし 750ml 43%).80年代のモノは米国市場向けの商品とのこと.その時代の日本だと特級酒の標記をしていた時代です.
こうして飲み比べると,80年代流通のモノと90年代に流通していたモノとでは全然違いますね.モルトの旨みというか,複雑さというか,旨く言葉に出来ませんが(><) さらに,おまけとして,Glenfiddich Pure Malt Over 10 years もちょこっと. これは私の少し苦手な香水風の香りが出てきてしまってます.
こうしてティスティングに参加させていただけると,時代共に同じブランドの商品でも味が変化してるのがよくわかりますね.私はまだまだ経験が浅いですが,長年ウィスキーを呑んでこられた方はそういった違いもずっとご存知のことでしょう.
もっといろいろと呑んでみないといけませんね.
#イベント #日本スコットランド協会