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映画<阪急電車>

 こんばんは。

 モヒートのレシピ確定の為に毎日昼から酔っ払っている酒井です。

 作っては飲んで作っては飲んで…。

 正常な思考を維持できるのは5杯くらいまでやなと気付きましたっ。

 
 さてさて本日は、先日書こうと思って断念しました、映画のお話。

 こちら。

 

 「阪急電車」/大阪ステーションシティシネマ

 普段の私ならばまずチョイスしなさそうなこの映画。

 何故観に行ったかと申しますと…。

 知っている方が出演されているから!セリフもあるんですって。すげー♪

 まあでもあらすじを見ている限りそんなに面白くないだろうなあと思いながら観てたら。

 おもろいやないすかっ!

 おもんなさそうやとか思ってゴメンナサイっ!

 
 …では概要。

 「フリーター、家を買う。」などで知られる作家・有川浩の小説を映画化。

 兵庫・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ阪急今津線を舞台に、婚約中の恋人を後輩社員に奪われたアラサーOLや、恋人のDVに悩む女子大生、息子夫婦との関係がぎくしゃくしている老婦人らの人生が交錯する。
 片道15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々を描くヒューマンドラマ。

 です。

 
 …なんだかほっこりしますよね、こういう映画。電車の中でよくある光景を題材にしているし。
何より阪急電車で育った私は、ついつい感情移入ですわ。特に電車が発車する時にホームに流れる音楽を聞いた時はテンション上がりましたね!

 
 終電で仲良く手をつないで眠りこけているカップルに、乗り過ごすなよーとか勝手に心配したり。
 
 小さな兄妹だけで乗っていると、ちゃんと目的地に着けるんかなーとまたまた勝手に心配したり。
 
 少し離れた場所で立っている老人に席を譲ろうと思って、でも席を立って声を掛けに行く瞬間に他の人にパッと座られたらどうしようとか、なんかちょっと気恥ずかしいなぁとか、断られたらもっと恥ずかしいなぁとか、ぐるぐる考えてソワソワしてるうちに老人が降りてしまったり、他の人が声を掛けたり。
 なんて情けねーヤツなんだ俺はっ!

 ってなことはよくありますもんね。

 やっぱりああいうほんわか感は大阪市営地下鉄御堂筋線やJR環状線やったらなんかちょっとちゃうわなー。

 
 でね映画の話なんですが、それぞれの主要登場人物がそらもういい人過ぎて、終始ニヤニヤですわ。

 逆にそれらの主要人物に対して登場する、非常識な人達のワルさったらもうほんまに。気持ちがいいくらいの嫌な人達(知り合いの方はこちら側で出演…(^▽^;))。

 そしてそれぞれの話がちゃんとかみあっていて、うまくまとまっています。

 セリフの関西弁もほぼ違和感ないし。

 
 個人的には、軍事オタクと野草オタクのカップルがええ雰囲気で大好きでした。
 彼女の方はめっちゃ美人ではないんですけど素朴で、でもいかつい苗字で、電車の窓からチラッと見える土手の野草に心奪われてて…。
 ごっつかわいいやないの!

 あと戸田恵梨香はめっちゃ美人やったな~、演技も上手いよな~。

 高校生役の女の子もかわいかったな~。

 チラッと出てくる相武紗季もよかったな~。

 お婆ちゃん役の宮本信子はまっすぐで厳しくて、でも優しさが伝わってきてよかったな~。
電車の中で亡き夫にそっくりな青年と話している時なんか、かわいかったしな~。

 主婦役の南果歩にはちょっとイラっとしたけどな…。

 男性陣は…、まえっか~。

 
 てな感じでなかなか面白かったです! Iさんお疲れ様でした!

 

 …最近、中谷美紀と柴崎コウがごっちゃになるんは、私だけでしょーか??

                             <勝手に採点:8>(10点満点でっす)

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