本来2007のレポートを片付けた後に今年のを書くつもり
でいましたが…これだけ例外として書かせて頂きます(^^;
さる2月10日、ウイスキーマガジン・ライヴ!2008にて行われた
ハイランドパーク蒸溜所のマスタークラスは土屋守氏による
「土屋守セレクト ハイランドパーク日本限定カスクコレクション」
のプロモーションといった形のセミナーでした。
そろそろ発売も一週間前と迫ってきたので、旬を逃さないうちに
レポートします。
前半はハイランドパークの製造過程などのお話…
後半から本題によるテイスティングへ。マーケティングディレクターの
ジェイソン・クレイグ氏も来日されてのコメントも聞けた。
この日、テイスティングしたものは以下の通り
●ハイランドパーク12年(43%.750ml)【現行ボトル】
●ハイランドパーク18年(同上)
●ハイランドパーク 日本限定1991年カスク #1554(57.1%.350ml)
●ハイランドパーク 日本限定1998年カスク #8017(60.6%.350ml)
(写真から見て)左の2杯はお馴染みの現行ボトルなので
あくまで比較する意味で出されたものです。
目玉は何といっても右側の2杯!このMCを受講すれば
発売日よりいち早く試飲できたというわけです。
1991年カスク #1554はアメリカンオークのバーボン樽リフィルの
ボトリングによる一本。バニラやフルーツのような優しく優雅な味わい。
ピーティーな余韻も感じる素晴らしいものでした。
1998年カスク #8017はシェリーバット樽のファーストフィルボトリング
による一本。10年未満の熟成とは思えない茶褐色のボディ…早期熟成を
果たしたシロモノです。その色も味も若さを感じないコクと強いアタックがあり
パワフル。葡萄やチョコを思わせ、まるで高級ワインのような味わいでした。
これには陶酔しました…。
私のお気に入りは、やはり1998年カスク。光にかざすとこんな感じです(^^
この魅力的なラインナップ…蒸溜所に眠る4万樽のなかからジェイソン氏が
1973~1996年蒸溜の樽まで10数種類を選定。特筆すべきは、この段階で
1998年のカスクはなかったとのこと。それを含めて土屋氏が5種類選定した
というわけですが、候補から外れたモノにもやっぱり興味ありますね…。
2月25日出荷予定、アサヒショップにてオンラインによる限定販売だそうですよ。
ネット限定販売ッッ!…これについ魅了されて買わずにはいられなくなりました
しかも全て350mlの嬉しいリーズナブルなベビーボトル!
この量なら飲み飽きませんね。
たとえ口に合わなくても飲み飽きた頃になくなるという…(笑)
勿論、私も注文しました。このMCでは飲めなかった1996年カスク#1072と
目玉の1998年カスク #8017がセット価格で10500円(税込)とのことです!
届き次第、テイスティングレポート書きたいと思っております。
#ライブレポ