~ Johnnie Walker Black Label ~
少し分かりづらいですがコルクキャップ。。
めくると上部にリアルな紳士が顔を出します。。
無論、コルクは弱っていました。直に交換です。。
当店で「はしげ」と呼ばれるお客さんが言いました。。「コルクのジョニ黒いる?」・・えっ?。。
勿論、興味のあるその一言に強くうなずいたんですが、コルク時代のジョニーウォーカーはは液面低下が著しい瓶が多いんです。。写真の瓶も開封前です。。結構・・キテマスネ。。
時代的にはキャップに針金を巻いてる時代の物と被るくらいかな?60年代くらいと思います。。
一週間ほど経って・・・納入された瓶を見て少しの不安と一緒に少しの期待が入り混じります。。
兎に角、すぐに開栓する事は一目で間違いなしです。。さぁ・・いざ・・
軽く力を入れただけで、「ポロッ」・・とコルク破損。大手術です。内径にへばり付いたコルクを少しづつ剥して、コルクスクリューで見事に取り出す。自画自賛です。
グラスに注ぎ・・先ずはトップから・・甘い香りはあるものの開きがない。若干、こもってる感じです。
このまま残念で終わるかと思いきや・・キマシタ。。
クリームシェリー?経年の酸化で少し酸味のある黒蜜のような香り。。
次第にフレッシュな林檎のような感じになる。。
パワーは少し落ちた感は否めないがまだまだ味わい深いです。
フィニッシュに、この銘柄の特徴的な甘い感じを鼻腔に残していきます。
次の日、神戸の巨匠の常連さんに寄って頂いた時にもお出ししましたが喜んでいただけたようです。少し加水した方が開きが早いとおっしゃってました。
共通して二人が言ってたのは・・やはり美味しいけど早く飲んだ方が「良い」でした。。
・・そうしようと思います。。運んでくれた「はしげ」有難うございました。S様、有難うございました。
思い出ボトル・・お金で買えない価値がある。プライスレス
#思い出ボトル