2月10日・・東京で開催された「マガジンライブ」を横目に前日の寒さが嘘のように暖かくなった京都サントリー山崎工場に行ってきました。。
今回、工場案内やセミナーを担当してくださったのは「サントリー白州元工場長の木村技師(現山崎工場専任部長)」です。
山崎工場ではこの日までオーバーホール、メンテナンスのために稼動はしていませんでした。
何回も訪問した事のある糖化槽、発酵槽、蒸溜室は冷え切っていました。少し残念に思っていると木村さんのご好意でなんと・・自身初めてとなる蒸溜釜下の火入れ直前の釜下の小部屋を見学させて頂きました。。↑レンガ造りの釜下部屋の入り口。
上から撮影したこのタンクは再溜器から採ったミドルカット部分をチャージする本溜タンクです。
これがニューポットで熟成に回すんですね。
このタンクは初溜器の全溜と再溜のカットされた前と後ろをチャージする余初溜タンクです。山崎工場では全て再溜器にレシーブするみたいですね。。
因みにこのタンクの横には「本溜タンク」と書かれたタンクがあったのですが表記まちがいだそうです。行かれたら一度、見てください。
工場見学から帰ると木村さんによる丁寧なそれは丁寧なセミナーがありました。所々で質疑応答に時間を使って頂いてスゴイ理解し易いセミナーでした。
最後はマッカラン12年、グレンフィディック12年、ボウモア12年、ラフロイグ10年、山崎12年、白州12年で生産地別テイスティングをして技師を交えての各自の質疑応答をさせてもらいました。。どんな質問にも簡潔明瞭に教えてくださるので感激しました。
いよいよ11日から上半期の仕込が始まります。頑張ってく美味しいウィスキーを造って下さい。
この日、自身の中では「本日、西も東もウィスキーが大忙し」でした。。。
#勝手に言わせてもらえば・・・