今年もそろそろ終わりですね。・・ウィスキー業界も色んなニュースがありましたね。
勝手ながら自分的には春頃にリニューアルした「ボウモア」の件は記憶に残っています。。
マッカランをはじめ、今までに数々のアイテムをリリースしてきたアイラ・モルト「ボウモア」もリニューアル。。
色々なアイテムを出さざるを得ない理由もあったかも知れないが・・・
なんだかんだで他所の蒸留所もアイテムを減らしてリニューアルしたなぁ・・
だけど、自分的には大事な事も感じた気がする。
・・ウィスキー業界も一つの変革期を迎えたような気もしました。
5年前頃。。プリントラベル時代のものは確かにキツイ香水香があって敬遠され、代わって5年前の8年には香水香どころか「フッレッシュ」さがあり良かった。
そして、現在12年に石鹸みたいな香りは影を潜めた感じがする。。(89‘~91‘は微妙?)
つまり、そこは酒。。やはり酒。。作り方が変われば味は変わるしね。。その時 初めて飲んだボウモアがその人の「ボウモアの味」なのだと思う。
1779年にシンプソンが設立して1900年初頭にホルムズ、そして「J・Bシェリフ」。。ブレンド業者(グリコール?)に1度買収されてご存知、モリソン。。94年にサントリー傘下へ。。
ほんとにたくさんの商品があった。
今では「幻」となったボトルもたくさんある。。(これは、どの蒸留所でもね。)
今も昔も「ボウモア」は変らない。ただ良い時期もあれば悪い時期もあったと言う事だと思う。
今が良い時期なのかは判らないけどパヒュームが影を潜めたのは良い事ですよね。
こう言った背景には需要側の商品細分化・・それによって起こるクオリティーの低下。。
なんかもう「宝探し」の感じになったような気がしてた。どれを買って良いのかも解からない。
「卵が先か?鶏が先か?」じゃないけど・・
これは需要側が意図として戦略的にしたことなのか、供給者側がよりマニアック的になって巻き起こした物なのか、そのニーズに応える為に商品細分化になったのかは自分には解からないです。・・が、一つ思ったのは僕達、供給者側は何時でも安心して美味しい物が買いたいってそう思ってる。
マニアックになりたいんじゃなくてクオリティーを求めてる。数なんて少なくったって良いもん。
マッカラン、ボウモア、モーレンジ、業界をリードする蒸留所がいよいよ本腰入れてお酒を造るような期待があって来年が楽しみです。
若輩者が勝手に個人的に感じた事なんですが・・
皆さんはどんな風に感じたかを聞かせてもらえば参考にしたいと思ってます。
#勝手に言わせてもらえば・・・