まさか、自分より年下のレスラーの追悼を書くとは思いませんでした。
愚乱・浪花選手は1977年生まれ。
私の大好きなスペル・デルフィン師匠の、みちのくプロレス時代の一番弟子です。
栃木出身なのですが、デルフィン師匠が「道頓堀の橋の下で拾った」というギミックのため、かに道楽のマスクにくいだおれ風のオーバーマスク、タイガースの法被というコテコテの大阪キャラで売り出していました。
19歳にしてザ・グレート・サスケを破る金星を上げたりと、非常に将来を嘱望されていたのですが、デルフィン師匠と袂を分かってからは大きな故障が続き、次第にリング上で姿を見ることが少なくなっていきました。
2008年4月29日に行われたスペル・デルフィン師匠の20周年記念記念興行では、オリジナルデルフィン軍団を結成。以前と変わらない楽しいプロレスを見せてくれました。
その後はあまり表舞台には出てこなくなってしまい、ほとんど消息を聞かなくなっていたのですが、まさかこんなことになっていたとは・・・
2010年10月6日、享年33歳。
愚乱・浪花選手に合掌。
#プロレス