スコッチ文化研究所が運営するウイスキースクール西麻布の講座「究極のモルトマラソン」の2回目の講義が2月26日(火)に行われました。
この講座は、ウイスキー評論家・土屋守の著作「シングルモルトウィスキー大全」に掲載されている全蒸留所(当面は稼働中のスコッチのみ)のウイスキーをABC順に、土屋守の解説を聞きながらテイスティングをし、"マラソン"のように蒸留所巡りを行うというもの。
前回でオーヘントッシャン(Auchentoshan)までが終わり、
第2回は 【AUCHROISK】
【AULTMORE】
【BALBLAIR】
【BALMENACH】
【BALVENIE】
【BEN NEVIS】の6種類。
前回はアードベッグやアードモア、ブラックアダーのアベラワーなど、個性的で激しいものが多かったので、今回は割と落ち着いた味のものが多かった印象です。
今回の講義の主な話題はUD社の「花と動物シリーズ」についてでした。
ユナイテッド・ディステイラーズ社(現ディアジオ社)の花と動物シリーズは、1992年より現在までに26の蒸留所からボトルがリリースされており、ラベルには各蒸留所に縁のある動物や花のイラストが素朴なタッチで描かれています。
今回のアイテム「Auchroisk 10年」には、獲物の虫(?)を捕らえようとするツバメと思われる鳥が描かれており、蒸留所近くに生息しているのだろうと思います。
他にもリンクウッドの「白鳥」やピティヴェアックの「ノロジカ」などがありますが、約3分の1の蒸留所はディアジオ傘下でなくなっていたり閉鎖しているなどで、現在は発売されておらず、昔出ていたものを入手するのは困難だそうです。
コレクション気質のある自分としては、全種類揃えてみたいと思ったりしますが、1ヶ月の給料を使っても足りなさそうなので(笑)、早々にあきらめる事て、Barで見かけたらその都度飲んで行こうと思います。
究極のモルトマラソン HPリンク
http://scotchclub.org/index.php/category/whisky-school/malt-marathon