Auchroisk 10y UD Flora & Fauna（オスロスク 10年 UD 花と動物シリーズ）

Auchroisk 10y UD Flora & Fauna
（オスロスク 10年 UD 花と動物シリーズ）

43％　700ml

【モルトマラソン第2回試飲ボトル】

Auchroisk【オスロスク】。
英語表記だけ見たら、まず読む事はできないでしょう。日本語表記にしても「オスロイスク」とか「オウスロイスク」などと書かれている事もあります。

それは英字の文化圏の人も同様だそうで、
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誰にでも発音できて覚えやすいようにと、1986年に12年物のシングルモルトを発売する際、銘柄名をシングルトンとした。
（シングルモルトウィスキー大全より）
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だそうです。
他にも「グレンオード」「ダフタウン」もシングルトンとして販売されているボトルがありますが、グレンオードはアジア市場向け、ダフタウンはヨーロッパ市場向けに作られているそうです。

今回飲んだオスロスクのボトルは「花と動物シリーズ」のもので、花の香りやリンゴっぽいフルーティさのバランスが心地よく、ゆっくりと楽しめる、（良い意味で）優等生的なスペイサイドモルトという感想でした。

市場価格は一本5,000円前後。コストパフォーマンスは悪くないと思います。

【アロマ】
リンゴジュースのフルーティさ。優しい香りの香水、芳香剤。やや金属的で、ヨーグルトの酸味もある。
加水でフローラルさ、フルーティさが増す。

【フレーバー】
ミルク、ハチミツ系の甘み。後味はミルク、酸、銅が少しずつ。心地よい甘さが残る。
加水で、ややアルコール感が目立ち、若さを感じる。

【総合評価】
花と蜜の香りのバランスが良い。加水しても崩れず、ゆっくり楽しめる。