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Macallan 1991-2011 19y Kingsburry “Kyo” for Tsunoki Shuho (マッカラン 1991-2011 19年 キングスバリー 京 津之喜酒舗向け)


Macallan 1991-2011 19y Kingsburry "Kyo" for Tsunoki Shuho
マッカラン 1991-2011 19年 キングスバリー 京 津之喜酒舗向け)

56.6% 700ml
2ndフィルシェリーホグスヘッド 
U-D-212
 
京都Bar巡り2日目。
しっかり10時間ほど寝て、ちょうどよい時間になったので、前日に回ったBarのマスター方に教えていただいたお店に行ってみることにしました。
 
前日の酒の後遺症で、手は震えっぱなしでしたが(笑)。
 
まず一店目は祇園にある「The Common One Bar」さん。


  
「一番京都らしいBar、京都にしかないBar」とお勧めして頂きましたが、まさにその通り。祇園の町家にひっそりと構えたお店で、まず入り口がわからない…。写真を見ても分からないと思いますが、お店の表札がとても小さく、一度通り過ぎてしまったほど。


 
そして、「本当にこの奥にBarがあるのか?」と疑いつつ、飛び石?の道を進むと、一見普通の一軒家。恐る恐る扉を開けると、すぐにお店の方が出迎えてくれて一安心。

 店内も雰囲気抜群で、BGMはなく、屋根に当たる雨音とバーテンダーのカクテルを作る音だけが響く。
 
普段行くBarとは雰囲気がまったく違うので、しばらく緊張しまくりでした。こういうオシャレで格式のあるBarで頼むカクテルを知らないので(笑)、まずはハイボールを注文。ホワイト&マッカイ黒で作ってもらいました。
 
一杯飲んで緊張が和らいだところで、タイトルのマッカランを注文。このボトルも前日のBarの方に勧めていただいたものです。
 
津乃喜酒舗」さんという、京都の飲酒店を中心にお酒を卸している酒屋さんのオリジナルボトルだそうです。
 
年に一回くらいのペースでリリースしているシリーズで、表ラベルにある「京」の字は、津乃喜酒舗の社長さんの手書き。
 
人気のあるボトルのようで、何本もあったボトルも残っているのは、このマッカランだけでした。
 
飲んでみて面白かったのが、このマッカランはウッディな香りと飴や醤油のようなニュアンスの味が特徴的で、町家をそのままBarにしたこのお店の雰囲気にとてもマッチしていた事です。一言で言えば、「長年住み込んだ民家の湿った廊下の匂い」…。あれ? あまりいい表現じゃない気が…(笑)。
 


【アロマ】
まずオーク香、続いてオイリー、ほのかにシェリー樽のトップノート。べっこう飴、金属(銅)、木工家具、醤油。シェリー由来の香りは少なく、オーク樽由来の香りが目立つ。
 
【フレーバー】
ウッディで、ほのかに桃のフルーティ。べっこう飴の甘味で、和菓子っぽい。後味は金属的でアルコールニュアンスが口に強く残る。京都の町家の雰囲気に合う、古めかしいウッディさ。
 
【総合評価】
ジャパニーズのシングルモルトに似たヘビーさだが、醤油のニュアンスが京都っぽい。雰囲気込みで楽しむウイスキー。


 
 
この後、アイスランドのビール会社が出している、中身の詳細が不明なスピリッツ(リキュール?)、Brennvin(ブレンヴィン」を頂きました。
Wikipediaによると、じゃがいもを原料に蒸留したスピリッツにキャラウェイ、クミン、アンジェリカなどのハーブで香りづけしたもののようで、アイスランドでは一般的に飲まれているお酒のようです。フルーティさの一切ないジンのようで、美味しいかはともかく面白い味でした。
 
また、マスターのNさんは優しい語り口ながら面白い話を絶えずしてくれ、緊張もすぐにほぐれました。「聞き上手」でもあり、普段Barでは寡黙な自分も饒舌になるほど。
 
結局「The Common One Bar」さんでは3杯飲んでお会計。次は京都の有名なモルトバー、「Bar K6」さんに行ってみます。
 
☆京都Bar巡り31杯目(二日目3杯)

 

#スペイサイド #キングスバリー #ボトラーズ #マッカラン

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