ウイスキーに出会った約7年前、
アイラモルトにハマってアイラ島の蒸留所のスタンダード品を買って、
家で飲み比べていました。
まだブルイックラディのボトルは一般に出回ってなく、
キルホーマンは操業を開始した頃みたいです。
大枚をはたいてポートエレンも買いました(笑)。
その頃に存在を知ったのがブラックボトル。
アイラモルトが全種類ブレンドされている(ポーチエレン)を除く、
夢のようなボトルで、アードベッグほどではないにしろ
その強烈なピーティさにやられていました。
もちろん、ロックやソーダ割りにしても美味しい。
そこで最近、酒屋のボトル棚を見ていたら、
ブラックボトルを発見したので、購入してみました。
価格が2,000円を切っていて「こんなに安かったかなぁ」と思いましたが、
後々調べてみると、昔飲んでいたのは画像のボトルではなく、
「ブラックボトル 10年」と年数表示のあるものだったようです。
そういえば、年数表示をやめたか何かのニュースを
数年前のウイスキー雑誌で見た気が…。
ようするに、10年未満の原酒を使用して価格も安くなった
という感じでしょうか。
ブラックボトル 10年
40% 700ml
【アロマ】
もちろんピーティ。麦っぽい甘い香り。遠くから薬品香、ニューポット香り。革の乾いた香り。
加水でピーティ香が変化したのか、全体的に布生地っぽい香りになる。
【フレーバー】
水割りのようで味わいは薄い。多少スパイシーで、よく味わうとサラミのミーティーさ。
加水で未熟誠な香味が一気に出てくる…。
【総合評価】
美味しい! コストパフォーマンスは抜群。「秩父ザ・ピーテッド」と印象がだいぶ似通う。ストレートが最適で、加水で悪くなってしまう。ブラックボトルをベースに、ハーブ系の香りの強いリキュールでカクテルを作ったら美味しいかも。
#アイラ #ブレンデッド #オフィシャル