★ Yamazaki Hakushu Brand Seminar -April 18th-
~5月29日発売の新山崎・新白州のお披露目~
4月18日雲の多い水曜日、グランドハイアット東京で行われたサントリーさんの山崎・白州ブランドセミナーへ行ってきました。来月発売する新しい山崎・白州のお披露目です。
ウイスキーユーザー(ハイボールを含む)は2008年より増加傾向。
白州は女性のユーザーが著しく増加しているということが印象的でした。
トリスや角瓶でウイスキーを好きになった人への提案として、
今回のウイスキー発売。プレミアムウイスキー市場の拡大を図るようです。
さっそくテイスティング。
山崎は、ワイン樽熟成・ミズナラ樽熟成・新山崎・山崎10年とテイスティングしました。
新・山崎
メインは10年から12年くらいの原酒で構成。平均9年くらい。
「ボルドーの赤ワイン樽原酒 + 10年~15年熟成のミズナラ樽原酒 + 25年以上熟成したシェリー樽原酒を少量」で構成されているようです。
ワイン樽はボルドーのグランクリュクラスのフレンチオーク樽を多数使用。
サントリーのワインカスクの開発はおよそ20年前から。
ワイン原酒・・・甘く、飲みやすい、赤フルーツ、ナッツ、すっきりしている。
ミズナラ原酒・・・ココナッツ、甘くバニラっぽい、ボディに厚みがある。
※山崎10年との比較
山崎10年はパンチョンがKEY。ウッディでモルトらしく、スピリッツが強い。
新山崎は、なめらかで甘く、飲みやすい。ベリー系などの赤いフルーツが心地よい。
白州は、ライトピーテッド原酒、ホワイトオーク原酒、新・白州、白州10年とテイスティングしました。
新・白州
エージングの平均は9年くらい
「ライトピーテッド5ppm + ごく少量のシェリー + 20年以上熟成したホワイトオーク原酒」で構成されているようです。
ライトピーテッドモルトは、スモーキーさが消えるか消えないかの10年~12,13年未満の原酒がメイン。
長期熟成した白州は20年以上で、ホワイトオーク樽熟成。厚みと複雑さを授ける。
ライトピーテッド原酒・・・クリア、すっきりしている、バニラ、ミンティー。
ホワイトオーク原酒・・・ドライ、ハーブのヒント、複雑で厚みがある。
新・白州・・・さわやか、複雑、心地良いオーク、バニラ、繊細なスモーク、透明感のある白州らしいスッキリ感。
※白州10年との比較
白州10年は、木のニュアンス、甘く、柑橘のフルーティーさ、バニラ、森林のイメージ。
新・白州は、非常にすっきりしていて、優しいフルーティーな酸味、ミント、スモークのアクセント、ハイボールに良く合う。
★ストレートでも十分楽しめて3000円ちょっとの値段なら十分に売れそうなテイストだと思いました。これからウイスキーを飲み始める方、ハイボールでウイスキーに興味を持った方にも飲んでいただきたいと思います。
サントリー様、大変為になる貴重な体験をさせていただき、
ありがとうございました。
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