名古屋・伏見のバーにおける、土曜日の某C氏との会合は、色々な発見と収穫に恵まれたとても有意義なものでした。
さて、当日はいつものようにだらだら飲んだのですが、一杯目のアイリッシュコーヒーで体を温めた後、テキーラの飲み比べセットをオーダーしました。
左から、
ドン・フラノ シルバー。
ドン・フラノ レポサド(で2ヶ月以上1年未満熟成)。
ドン・フラノ アニェホ(樽で3年間熟成)。
ドン・フラノ インペリアル(樽で5年間熟成)。
あえて、ウィスキーではなくテキーラです。
お酒の好き嫌いはほとんど無いのですが、これまでテキーラだけは意図的に避けてきました。
何故か?
何年か前にテキーラを飲みすぎで痛い目にあったからです。
いや、あの時は本当にしんどかった。思い出すのもいやなぐらいです。
ところが、なぜか何人かの信頼できるバーテンダー諸氏は、そんな僕に対して熱意を持ってテキーラをすすめてくるのです。
「セニョール、ウィスキーばかり飲んでないでたまにはテキーラでもどうだい」
とか、
「セニョール、美味しいテキーラあるよ」
とか。(実際に「セニョール」と呼ばれたわけではないです。念のため。)
熱意溢れるサジェスチョンと「美味しい」という言葉に弱い僕は
「じゃあ、試しにテキーラ飲んでみようかな・・・」
みたいに答えます。
まあ、飲みすぎたのは自業自得だし、テキーラに罪はない。
しかし、飲んでみると何かが違う。確かに美味しい。
これはテキーラに対する認識を変えないといかんのではないだろうか・・・。
そんな葛藤を経て、この日初めて自発的にテキーラをオーダーしました。
ドン・フラノ。美味しくいただきました。
インペリアル、アニェホ、素直に美味しかったです。
レポサド、シルバーも良かった。
熟成年数による味の変化が感じられて面白かったです。
時々は自分の好みを棚上げして、新しい酒にトライするのも良いもんですね。
#飲み歩き