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マスタークラスBOWMORE

先日のウィスキーマガジン・ライヴ!では3つのマスタークラスを受けました。
まずは、BOWMORE蒸溜所のマスタークラスの様子です。

<BOWMORE蒸溜所 2007年2月18日11:30~12:30>
パネリストは、BOWMORE蒸溜所のマスター・ブレンダー Iain G MaCallum(イアン・マッカラム)氏。まだ若い方です。
アイラ島の説明から始まり、続いてBOWMORE蒸溜所の歴史を説明し、それから試飲という流れでした。
時々ジョークを交えながらの説明で、終始なごやかな雰囲気だったのが印象的でした。
試飲したのは次の5つです。

No.1 New Spirit:
いわゆるニューポットですね。アルコール度数68.5%。
発酵食品を連想させる香りです。口に含むとアルコールの強烈さと、かすかに焦げ臭さが感じられました。かなり刺々しい強烈な酒です。
しかし、加水すると刺々した感じが弱まり、甘さが現れてきます。

No.2 12年:
新パッケージの12年です。アルコール度数40%。
中身は変わったとも変わってないとも説明されませんでしたが、変わったのでしょう。
現行の12年よりきれいにまとまっているように思われました。
個人的には好きな傾向の味です。

No.3 15年ダーケスト:
これも新パッケージのボトルです。アルコール度数43%。
現行のダーケストと異なり、これは15年と表記されます。12年よりも香りが甘いように感じられました。

No.4 18年:
同じく新パッケージのボトルです。アルコール度数43%。
BOWMOREらしいBOWMORE。バランス良かったです。

これら新パッケージの12年、15年、18年が新しいラインナップになるそうです。


(当日配布された新パッケージの案内。)

No.5 1968(37年)
今年の夏ごろ発売予定だそうです。いったいいくらで販売されるのでしょうね。
南国フルーツを思わせる香りと甘さが素晴らしく、文句なく美味しかったです。
これを飲めただけでもこのマスタークラスを受けたかいがあったと思います。
ピアレスコレクションのボウモア1966年や1968年と同系統の味わいです。ピアレスよりもドライというか、切れがあるように感じられました。

限られた時間で5種類飲むのはしんどかったので、だいぶ残しました。まあ、先は長いですし。
でも、1968だけは全部飲みました(笑)

他の2つのマスタークラスの様子はまた今度。

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