本日は、前回よりの続き♪
久し振りの近そうで遠い地元三重県の津市からの飲み日記です♪
ムッシュのご好意で、棚から自由に自分で選ばせていただいたボトルの第2弾。
この所、生半可な耳年増ならぬ目年増になってしまっている
ミーハーモルト飲み状態の私の目に先ず飛び込んできたのは
前回の大きな「S」の文字だったのですが・・・
お次に飛び込んできましたのが金色のセパレートラベル(笑)
おんや?とばかりに奥のほうから引っ張り出して蒸留所名を
確認して心の中で「あぁぁぁぁっっっっ!」とばかりに声にならない
叫びを上げてしまったボトルがこちら↓
ブローラ 1971-2000 29年 ダクラスレインOMC 50%
Brora 1971-2000 29yo Douglas Laing Old Mait Cask 50%
これまたこの所、とあるお方の台詞がすぐに頭に浮かんでしまいます・・・
「そりゃ、あったら飲むでしょ」といいたくなってしまうブローラです(^^)☆
しかも70年代初期と来れば場所もわきまえず声を出してしまわなかった
事が我ながら少しは成長したか?なんて思ってしまいます(笑)
まぁこの時点でムッシュは見えませんでしたし・・・他のお客様は
和やかにごく普通に一般的にBARタイムを楽しんでおられる
方々ばかりですのでここで騒いだりしたらただのお馬鹿さんです(^^;)
こういうときに感情をぶつける相手がいないというのは・・・・
幸いなのか不幸なのか(笑)
とにかく自分に冷静さを言い聞かせながら・・・思わず手酌してしまいそうに
なるのをかろうじて回避してお店の方に一杯注いでいただきました(爆)
香りは、ヴェールに包まれたような柔らかい透明感を伴った
熱を入れた桃の感触と、ワインで割ったようなキャラメル感と
柔らかいヒネたオレンジ香が優しいピート感と完璧に一体になって
香ってまいります☆:*・゚(●´∀`●):*・゚
もうこうなると細かい感想はどこかへ飛んでしまいます(*ノ・v・)ノ~
グラスに鼻を突っ込んでは放しの繰り返しを永遠に繰り返してしまいそうな
そんな状態ですね(^^;)
味わいは、柔らかい甘味はコンポートした桃を雑味の無い赤ワインに
漬け込んだようなニュアンスで、そこに絶妙に優しい隠し味の塩感♪
ふわふわと鼻抜けする上品なのに暖かみのある淡いキャラメル感♪
ナッティーさと微かなスモーク&ピートが溶け込んだような感触・・・・
男気をしっかりと感じる方向のブローラではありませんが、
晩餐会を抜け出したらドレスのまま馬にまたがってしまう貴婦人のよう(笑)
そんなに絶世の美女ではないのに・・・ただそこに佇んでいるだけで・・・
不思議な魅力で人を惑わしてしまうような・・・
かといって誰もが惹かれるわけではない、媚を売らないプライドのような
物をひそかに隠し持っているような・・・
まぁとにかくステキに美味しいですヾ(≧△≦)ノ彡☆
勿論、毎度のブレブレミーハー男ですから・・・
ブローラを飲んでいるという先入観はもうバリバリであったと思いますが、
逆にかなり敷居が高くなっているはずですし、これは多分間違いなく
美味しいです!!!!
こういうときに目の前にムッシュがいないというのは辛いですね(^^;)
この素敵な感情を誰にもあらわに出来ないのは身体に悪いです・・・
実はこの後一杯飲んだ後に、やっとムッシュがご帰還されるのですが、
そのときに私が出してきたこのボトルをご覧になって出た台詞が・・・
「あぁ~~そういえばそんなのがあったなぁ~」
「大分経ってるし・・・へたれちゃって無い?」
てな感じでしたので・・・「いやいやかなり美味しいですよ☆!!」とやっとの事で
美味しかった感想を口から吐けないうっぷんを晴らすようにお伝えすると・・・
おもむろにご自分もいつもの小さな飾りグラスでテイスティングされはじめまして
香りを確かめ一口飲んで「これは・・・・ヤバイね♪」と一言(笑)
「埋もれさせちゃわなくて良かったよ♪」とまぁ毎度の気風が良いというか
おおらかというか気持ちの良いお方です(☆。☆)
ひょっとしたら、ミーハーな私に調子を合わせていただいたのかもしれませんが・・・
そういう雰囲気を微塵も感じさせないというのもムッシュの魅力的なところなのでしょうね♪
美味しいとついつい文章がめちゃくちゃで長くなってしまいますが・・・
こちらのでのセルフ飲みはまだ次回も続きますm--m
#ブローラ