本日は前回よりの続き
一昨年の夏の大阪でのウイスキーフェスティバルの時に伺いました
BAR「HAYAFUNE」さんでの飲み日記です☆
立て続けにビッグブローをくらい過ぎた上に
賑やかな雰囲気に完璧に飲まれ
ダウンするかのようにも思えましたが
まだまだカウンターの上には色んなボトルが…
これは出していただけるのか???
さすがにこれを出したら予算きついよね、とか
朦朧としているはずの頭の中は
そんな下世話な感情が渦巻いておりました(笑)
そんな中で後半戦突入一番乗りのボトルがこちら↓
トマーチン 1975-2007 31年 ダグラスレイン OMC 50%
Tomatin 1975-2007 31yo Douglas Laing Old Malt Cask 50%
この頃まだ76トマーチンのブームの火が結構くすぶっていた頃でしたが
さすがに食傷気味?だったところへ来てあえて75ヴィンテージの登場です。
こちらのお店のマスターくらいになると・・・
このタイミングでこれを出してくるくらいだからこれは結構面白そうだと
深読みしなくてもわかりそうなものですが・・・
あぁぁ~やだやだ(^^;)
以前はそんなこと考えずに出されるもの全てに新鮮な気持ちで
美味しく飲もうと思っていたのに・・・
つい考えなくてもそういう雰囲気の思考が頭をよぎってしまう
お馬鹿なノンベーになってしまいました(><)
私のアホさ加減はこの辺に致しまして以下は感想です。
香りは、結構ウッディーで僅かにビター感のある
パパイヤとアプリコット系のフルーツ感です(^^)☆
ミネラルを感じる要素と湿ってこなれたシダのような印象♪
木材感もフルーツの中にしみこんでいる感触(^^)♪
バランスは穏やかな方向で76よりも落ち着く印象です♪
味わいは、穏やかなパパイヤと木苺のようなフルーツ感が
こなれた黒糖の様な控えめでミネラルを含んだ印象の甘みと
融合されているような印象でゆっくりと広がる感触(^^)☆
適度な木材感の渋みと桂皮のようなニュアンスが見え隠れします♪
しっとりとして粘性とまでは行かないがちょっとシロップのような
絡みのある穏やかでバランスの良い仕上がりで大人の味です(^^)/
もともとトマーチンって裏通り系で少しひねくれた雰囲気がけっこう
好きだった銘柄だったのですが76ブームでいきなりトロピカルパッションフルーツ的な
あっけらかんとした様相が花開いてしまい76SMCを探しまくって飲めたところくらいまでが
個人的なトマーチンのピークであったような気がします(笑)
こういう感触は少しその前の感覚に戻してくれるような印象☆
しかもちゃんとこなれてバランスよく仕上がっている感じで
とっても好印象ですね(^^)☆
まぁかといってあの裏通りのテイストは綺麗に隠されていますし
誰が飲んでも受け入れやすい雰囲気でとても美味しく頂きました☆
なんだかんだ言いながら76のボトルはちょっとは買いましたので
後数年後くらいに懐かしみながら飲むのが楽しみな
相変わらずのブレブレ男でございます(^^;)
また次回も続きますm--m
#トマーチン