本日は前回よりの続き
久し振りの名古屋近辺からの飲み日記です♪
名古屋と言っても・・・ちょっと郊外の藤ヶ丘というところ・・・
ブログ繋がりのお方の情報を頼りに伺いましたお店
「BARTON」さん♪
http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230111/23029336/
一杯目に頂いたオーヘントッシャンが優しく素敵なヒネ方をしていたので
ちょっとテンションが上がりまして・・・
マスターとの会話も調子よく雰囲気が良くなってきましたところで
お次に差し出していただきましたのがこちら↓
ポートエレン 1979-2002 22年 シグナトリー 43%
Port Ellen 1979-2002 22yo Signatory 43%
実はこのボトル・・・3年ほど前に長崎へ言った際に出して頂いて・・・
正直言って過去の飲み日記の中で一番期待がはずれたボトルなんです(^^;)
ポートエレンは閉鎖蒸留所ということもあって希少価値的なものもありますし
薦めてくださるバーテンダーさんも多い銘柄ではありますが・・・
個人的な好みからすればあまり自分から触手が伸びない銘柄でもあります。
勿論・・・私の少ない経験からして・・・
単に私の好みというよりも、まだまだ私の感性が未熟という事と
単純にビックリするほど美味しいと感じるポートエレンにまだ出くわしていない
という事もあると思いますが・・・
ただし・・・いくらなんでも3年近くたっていれば私の感性も少しは上がっているはず!
それに、薦めていただいたものは基本的にあまり断らないというのが
私のポリシーですから再チャレンジする事とさせて頂きました♪
香りは、先ず結構優しい柔らかいスッキリとした透明感のある海の感触♪
ガンガンピーティー&ヨーディーとまでは行かない感じで出汁の様な感触で
少しヘタれた歯磨き粉のような印象も感じました。
ほんのりと乳酸系のニュアンスもあり・・・これはやはり前に飲んだときと
かなり印象が違いました(^^;)
以前にいただいたときは思いっきりなめし皮のニュアンスが押し寄せてきて
しかもそれが物凄く支配的で・・・正直言うと少し苦手な領域だったのですが
今回はずっと優しい感じですね♪
味わいは、淡いレモン感を伴った乳酸とキリッと感じるピート感が程よい感じで
口の中を流れる感じです♪
ミネラル感と香りのときに感じたような出汁の旨みのような感触もありました。
適度なスパイシーさと、新鮮さの中にやわらかさもあるような感じですね♪
これも前回とはかなり違った印象・・・・
開いているというのか・・・へたれているというのか・・・微妙な所ですが
ただ一ついえることは・・・印象として以前にいただいたときよりもかなり美味しく
感じたという事です(^^)☆
これは、私の感性が上がったのか・・・ボトル自体の状態が良かったのか
飲んでるときの体調のせいなのか・・・・
これだからウイスキーは困ったチャンですね(^^;)
いっぺん飲んで、合わないと思っても次に飲んだら感じ方が変わる・・・
なんてことがあるからこういうリピートはやっておかないと変なイメージを
持ったまま終わってしまうことも・・・
でも逆に、物凄く美味しいと感じてリピートしたら・・・
次に飲んだらたいした事無かった・・・なんていうのがこれまた困った現象です。
飲んで美味しかったものを探して購入するというパターンが多い私の場合
この後者のパターンが非常に多いというのも現実でして(^^;)
おかげでだいぶ修行させて頂きました(笑)
最初の頃は同じようなラベルであれば同じものなのだと思ったりしていたのですが
ボトリングの違いや年代の違いなど色々あることにも気がついて・・・
それならシングルカスクなら間違いないだろうなんて方向に
走ってしまったこともありました(笑)
段々解ってきたといいながらも・・・まだまだこの世界ではヨチヨチ歩きなことは
明白ですけれど・・・こういう探究心をついてくる要素が
どっぷりとモルトの世界にはまり込んでしまう原動力になっているのでしょうね(笑)
違いがあるから留まる事を知らないでどんどん進んでいけるという
おそろしい迷宮に・・・これからもどんどん嵌り込んでいくのでしょうね(^^;)
またしても長文になってしまいましたが、
こちらでの飲みはまだまだ続きますm--m
#ポートエレン