MENU

Ardbeg 1975-1998 G&M Connoisseur”s Choice

本日は前回よりの続き

いつもの有楽町の聖地からの飲み日記です☆

二連続で50年代蒸留のボトルが登場して

かなり興奮気味だったのですが・・・

味わいの素晴らしさの陶酔感と相殺され

一応毎度ながら上辺だけは平静を装っておりましたが

心の中はかなりヒートしておりました(笑)

大抵どんなお店でも長く通っていると

少しは慣れというものが出てくると思うのですが

こちらの聖地は、さすがに聖地だけあって

何度足を運んでも気持ちの余裕などかけらもなく

緊張感と共に嬉しい刺激的な体験をもたらしてくれるのですが・・

お次の4番バッターも来てくれましたよといった感じのこのボトル↓

アードベッグ 1975-1998 G&M コニッサーズチョイス 40%
 Ardbeg 1975-1998 G&M Connoisseur's Choice 40%

4番打者にふさわしい響ですね

70年代のアードベッグといえばかなりの貴重品(><)

今となっては高嶺の花ですが・・・・

じつは私が10数年前、始めて買ったボトラーズの一本が

おなじG&MのSpirit of Scotlandの70年代のアードベッグだったのです

忘れもしない新宿歌舞伎町の信濃屋さんでポップが張られて

ディスプレイされていまして、出張の折に何の気なしに購入したので

覚えていませんが価格も凄く安かったはずです(^^;)

1万円超えていたりしたら絶対に買わないし(笑)

当事はアイラ至上主義の超初心者でしたし

飲んで臭かったらなんでも良かったし

カスクの強烈度数も気に入って

自宅へ持ち帰り美味い美味いと言いながら

二週間くらいで飲み干したのだけは覚えています・・・

本当に美味しいと思って飲んでいたのかも・・・

正直かなり疑わしいです(大爆笑)

ボトルもさっさと捨ててしまってあとかたも無し(^^;)

今となっては、もっと何本か買っておけば良かったなどと

完璧に後の祭りです(大笑)

話が大幅に脱線しましたがこのボトルの感想ですm--m

香りは、ソフトなアタックでこなれたフルーツ感が溶け込んだ穏やかなピート♪

潮の印象をまとったくすんだメロンのような果実感とスモーク(@。@)/

どことなく枯れ掛かった甘草のような印象と若干クローブのような

スパイスの雰囲気(^^)☆

加水ということもあってかエレガントさが目立つ香りです☆

味わいは、香り同様穏やかでエレガントな広がり(^^)☆

穏やかな麦感とちょっぴりミネラリーな土っぽさを含んだピート♪

暖かいけどうっすらとしたシナモン調のスパイス感☆

少し暖かい水飴の様な優しい甘みとスパイスの絡みもなかなか素敵です☆

とてもこなれていて優しいアードベッグですね♪

しっとりと美味しいです(*^-゚)v

ちょっと感想が穏やかな雰囲気ですが

とっても落ち着いて美味しくいただける素敵な

アードベッグでした(^^)☆

4番バッターで出てくるアードベッグだからこその

アードベッグの味わいなのだなぁ~と

マスターの頭の中を覗いてみるのも

未熟者の私にとってはとっても勉強になります(笑)

同じ銘柄でもいろんな味わい方や楽しみ方が出来るのが

凄く嬉しいですよね(^^)

歳を取ったからかとても許容範囲が広くなって

楽しめる範囲もどんどん広がってきているのが

自分でも嬉しいですし・・・

一時期優しいものに偏り気味だったのが

最近は比較的新しい蒸留のものがとても美味しく

刺激的になってきているのでまたまたリフレッシュして

楽しみがどんどん尽きることがなく・・・

やっぱりモルト飲みになってよかったなと

しみじみ思う今日この頃でございます(笑)

しみじみしながらも楽しい一夜の日記は

まだまだ続きますm--m

#アードベック

この記事を書いた人